桃太郎電鉄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

桃太郎電鉄シリーズ > 桃太郎電鉄

桃太郎電鉄』(ももたろうでんてつ)は、1988年12月2日にハドソンから発売された、ファミリーコンピュータボードゲームソフトである。桃太郎電鉄シリーズの第1作、また桃太郎シリーズの第2作で、タイトルは桃太郎シリーズの初回作『桃太郎伝説』のセルフパロディ。略称は、頭文字で省略した場合前作の略称「桃伝」(ももでん)と同じ読みになるので、混同を避けるため「桃鉄」(ももてつ)となっている(カートリッジには「桃鉄」と大きく描かれており、さくまあきら土居孝幸が携わっていた『ジャンプ放送局』でもネタにされていた)。

[編集] 概要

シリーズの第1作目。シリーズの根本的なシステムの多くは2作目以降になってから確立されたものが多く、また、現在の作品では存在しないシステムやルールも多い。

[編集] ルール

1年は春、夏、秋、冬の4ターン。 サイコロを振り移動した後、2個サイコロを振って出た目の数に応じたイベントが発生する。12(6のぞろ目)を出すと最悪のイベントが起こる。沖縄は秋に発生するイベントでのみ行くことができる。フェリーにはマスが用意されておらず、港間の移動となる。移動で4ターン消費する。サイコロによるイベントは陸上とは一部違うものがある。
目的地は各プレイヤーによってばらばらで、全ての物件駅が対象となる。またぴったり止まらなくてもよい。次の目的地と前回の目的地の距離が遠いほど援助金が多くもらえる。また、貧乏神が存在しない。
運賃改正が2度行われ、イベントによる収支、援助金に影響が出る。 鉄道も購入の対象となっている。但し、バスや路面電車は物件扱い。借金の概念がなく、物件を売って、なおもマイナスなら「天下無敵の無一文」となる。また鉄道を売ることはできない。一定周期でインフレが起こる。物件の値段は変わらないが、収入、支出が通常時の2倍にな。ある一定以上の金額又は物件を所持していて、尚且つ特定のマスに特定の季節に辿り着くとイベントが起きたり、特産品の物件を買うことができる。
勝敗は収益額が一定の金額に達した者、既定の年数で収益額が最も高い者が勝ち。なお、「所持金」は勝敗には影響されず、また収益率も全ての物件・鉄道において一律25%なので実質上所持している鉄道・物件の価格の総合計で勝敗が判断されることになる。
その他
  • タイトル画面のBGMが、初代桃太郎伝説での地上フィールドのBGMのアレンジである。
  • 那覇へは緊急会議のイベントで行け、物件を買える。また、角館豊橋浦安などには隠し物件がある。
  • 滋賀県佐賀県はシリーズ中、物件駅が全く登場しないことも多いが本作では米原鳥栖がそれぞれ登場している。

[編集] 関連書籍

双葉社ファミコン冒険ゲームブックより「桃太郎電鉄 めざせ! 大社長」が刊行されている。

他の言語