土地鑑
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土地鑑(とちかん)とは、ある一定の範囲の地域における地形や地理、道路の構造、家屋・建物の配置、さらには生活習慣などについての知識が、直接の経験を通して身についていることを指す。
しばしば「土地勘」と表記されることがあるが、これは、ある「土地」についての「勘」がはたらく、あるいは「勘」がいい、といった連想からくる誤用であった。推理小説などでも「土地勘」と表記されることがある。
現在は誤用が定着しているため読売新聞以外の新聞社、放送局では「土地勘」ないし「土地カン」を採用している。
元は警察用語。
※新聞の用字用語は日本新聞協会新聞用語懇談会で新聞、通信、放送各社の用語委員が相寄って審議している。 報道各社はその審議結果を尊重し、それぞれ自社用記者ハンドブックを編集、これを基に用字用語を実施している。 「土地勘」の場合、昭和五十六年版同懇談会編『新聞用語集』では「土地感」「土地勘」は共に誤りとして「土地鑑」または「土地カン」と書くことになっていた。 しかし、その後言葉が変化したことにより、もはや「土地勘」を誤記として切り捨てられないと判断。 同懇談会で見直し、この表記を統一表記として採用するに至った。 現在各社ハンドブックによると、産経、朝日、毎日、日経の各新聞社、共同、時事の両通信社が「土地勘」としている。 こうした中、読売は「土地鑑、土地カン」と従来通りの表記を採用。 これは同紙の独自判断によるもの。 (1996年5月1日(水)産経新聞朝刊『新聞報道に関する疑問』、編集委員・塩原経央の署名記事より)

