南アフリカの国歌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

南アフリカ国歌は、神よ、アフリカに祝福をコサ語ズールー語:Nkosi Sikelel' iAfrika)と南アフリカの呼び声アフリカーンス語:Die Stem van Suid-Afrika)の両曲をひとつに編曲したものである。1997年ネルソン・マンデラが大統領令として制定した。

基本的に、コサ語・ソト語・アフリカーンス語・英語の4言語で歌われている。

目次

[編集] 神よ、アフリカに祝福をについて

「神よ、アフリカに祝福を」(Nkosi Sikelel' iAfrika)は、元々、賛美歌として メソジスト学校の教師 Enoch Sontongaエノック・ソントンガ)によって作曲された。しかし、いつしか、アパルトヘイト下の黒人解放運動で盛んに歌われたため、「反逆歌」として、歌われるのが禁止された。

ザンビア国歌タンザニア国歌や建国当時のジンバブエの国歌をはじめ、アフリカ各国で、国歌や賛美歌として、同じ旋律で歌われている。

また、映画「遠い夜明け」にも収録されている。

[編集] 南アフリカの呼び声について

1957年から1994年までの南アフリカの国歌として、主にアフリカーンス語で歌われていた。1918年5月にCornelis Jacobus Langenhovenによってアフリカーンス語で作詞された。オリジナルは4節まである。

[編集] 両曲をひとつに編曲した背景

南アフリカの大統領・ネルソン・マンデラが民族和解・協調政策の一環として、黒人解放運動の象徴である「神よ、アフリカに祝福を」とアパルトヘイト時代の国歌「南アフリカの呼び声」を組み合わせ、国家の分裂を防ごうとしたものだと思われる。

[編集] 歌詞

「神よ、アフリカに祝福を」より
コサ語ズールー語
Nkosi sikelel' iAfrika
Maluphakanyisw' uphondo lwayo,
Yizwa imithandazo yethu,
Nkosi sikelela, thina lusapho lwayo
ソト語
Morena boloka setjhaba sa heso,
O fedise dintwa le matshwenyeho,
O se boloke, O se boloke setjhaba sa heso,
Setjhaba sa South Afrika - South Afrika.

「南アフリカの呼び声」より
アフリカーンス語
Uit die blou van onse hemel,
Uit die diepte van ons see,
Oor ons ewige gebergtes
Waar die kranse antwoord gee;
英語
Sounds the call to come together,
And united we shall stand,
Let us live and strive for freedom,
In South Africa our land.

[編集] 外部サイト