読者モデル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

読者モデル(どくしゃモデル)とは、ファッション雑誌に登場するファッションモデルのうち、一般読者として登場する女子大生OLなどの肩書きで誌面に登場するモデルの総称。読モ(どくも)と略されて呼ばれるのが一般的である。あくまでも、素人という範疇で括られながらも、専属モデルに並ぶ人気を博するものも少なくはない。現在、読者モデルと呼ばれる人々は、OL学生派遣社員からフリーター肉体労働者などからお水関係までさまざまである。

目次

[編集] 概要

スカウトや『JJ』などのファッション雑誌に封入されている応募シートなどで応募することによって読者モデルになることが出来る。雑誌によっては月に100通を超える応募シートが届くこともある。ただ、読者モデルは、普通のモデルとは違い、編集部の都合によって時間などに左右されやすいので、よほど読者モデルの活動に熱心な者でないと、常連にはなれない。つまり、学生派遣社員など時間に余裕がある者でなければ、なかなか毎回参加できないのが実情である。ゆえに、ひと月に何誌もの雑誌の読者モデルを掛け持ちしていたり、派遣社員以外のOLをしている者などは、「仕事はどうしてるんだ?」「そんなに暇なのか?」などと批判の対象になることもある。

読者モデルの中でも特に人気のあるモデルに対してセレブ読者カリスマ読者モデルという名称が与えられている。叶姉妹の出現以降見られる傾向である。しかし、本来のセレブという意味合いからすると、「単なる読者モデル、が果たしてセレブを名乗って良いのか?」という意見も多い。なお、一回の撮影料は、ギャランティーが発生しない場合も多く、平均で5000円(拘束時間によって異なる)前後であると考えられている。本来は、普通の女子大生やOL(最近では、それ以外の人も多い)が、「セレブ」と称して私生活や持ち物を誌上で公開し、中には、自分の恋人までをも写真入で紹介する者もおり、読者からは「勘違いしている」などと賛否両論である。

読者モデルの中には専属モデルに登用される者、女優やタレントに転身する者などが、ごく稀にいる。また、芸能事務所やモデルエージェンシーと契約しているにも関わらず、プロモーション目的などで読者モデルになる者が増えているという逆転現象も起きている。読者モデルという身分のままでブランドに参加したり、テレビ、ラジオ、雑誌等でレギュラーを持ったり、本やDVDを刊行する者も出ている。また、タレント等と同じように自身のブログを持っている者も多い。

一方で、「2ちゃんねる」などのインターネットでは批判的な意見が多く書き込まれており、登場した誌面のことからブログの内容や写真まで、叩かれることも多い。


[編集] 女性ファッション誌における「セレブ」の誤解

女性のファッション雑誌を中心に「読者モデル=セレブ」という傾向がみられるが、読者モデルたちが安易に「セレブ」と名乗ることに対しては批判が多い。読者モデルの中で「セレブ」と名乗る人々の大部分はセレブに値せず、あくまで「自称」、または編集部が作り上げたものである。読者モデルには、OL学生派遣社員からフリーター肉体労働者などからお水関係までがいるが、そう名乗る人々の大部分はセレブに値せず、あくまで「自称」である。最近は、自分から「セレブ」と誰でも彼でも名乗ってしまい、実際にはセレブとはまったく違う、単なる読者モデルたちが「セレブ」を名乗ることに批判的な意見が多い。これは叶姉妹の影響で、過ったセレブの意味合いが流布した為の誤解であり、本来の意味でのセレブを理解していない人も多い。本来の意味での「セレブ」からすれば、女性ファッション誌に読者モデルとして出ているような人々の中には、間違っても「セレブ」と名乗れる人はいない。



[編集] 主な読者モデル

[編集] 読者モデル出身の有名人

[編集] 関連項目