聖剣伝説2
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| ジャンル | アクションRPG |
|---|---|
| 対応機種 | スーパーファミコン Wii (VC) |
| 開発元 | 株式会社スクウェア |
| 発売元 | 株式会社スクウェア |
| 人数 | 1 - 3人 |
| メディア | 16Mbitロムカセット |
| 発売日 | SFC:1993年8月6日 Wii:2008年9月9日 |
| 価格 | SFC: 9,800円(税別) Wii:800Wiiポイント |
| デバイス | スーパーファミコンマルチタップ対応 |
| 売上本数 | 約150万本 |
『聖剣伝説2』(せいけんでんせつ つー)は、1993年8月6日に、株式会社スクウェアからスーパーファミコン用として発売されたコンピュータゲームソフト。
『聖剣伝説』シリーズの第2作目にあたる。
2008年9月9日、Wiiのバーチャルコンソール用ソフトとして配信が開始された。必要Wiiポイントは800ポイント。
目次 |
[編集] 概要
「聖剣」を引き抜いてしまった少年ランディを中心に、マナの力を手に入れ世界征服を企む帝国軍と、それを阻止せんとする王国、共和国、レジスタンスとの争いに巻き込まれながらも、暴走したマナの力を封印するため世界を巡り歩く冒険の物語である。
『聖剣伝説』シリーズは、第1作目である前作は『聖剣伝説 〜ファイナルファンタジー外伝〜』というタイトルであり、『ファイナルファンタジー』シリーズと関連したコンピュータゲームであったが、本作から『ファイナルファンタジー』シリーズとは独立した世界観によるものとなる。フラミーやニキータ、モティなど、本シリーズの定番キャラクターも今作から登場している。
ボス戦終了後特定のボタン操作をすると、ゲームが進行しなくなるという致命的なバグがあった。
キャラクターデザインは、主人公3人が亀岡慎一、その他のサブキャラクターは岡庭真一郎、音楽は菊田裕樹、メインプログラマーはナーシャ・ジベリ(Nasir Gebelli)、ディレクターは石井浩一、プロデューサーは田中弘道。
スタッフの異動の多い本シリーズで、本作スタッフは『聖剣伝説3』開発後、他の作品の開発の為に散会した。この作品の直系シリーズは『3』のみと言っても過言ではない。1999年発売の『聖剣伝説 LEGEND OF MANA』以降、本シリーズは石井浩一を中心として新たに編成された開発チームだったり、本シリーズの元開発スタッフが設立した開発会社による外注だったり、スタッフ的な関係もない完全な外注だったり、作品ごとに開発体制が違い、チーム組織としての定まりはない。
実は、本作は最初から『聖剣伝説』として開発されたものではなく、1990年から1991年にかけて開発され、最終的には開発中止になったもう1つの『ファイナルファンタジーIV』案であり、スーパーファミコン専用CD-ROMシステム用ソフトとして改めて開発し直し『クロノ・トリガー(仮題)』として発売される予定だった作品である(詳しくは『ファイナルファンタジーIV』の該当項目参照)。
[編集] システム
本作の基本となる戦闘システムは『ファイナルファンタジー』シリーズや『ドラゴンクエスト』シリーズなど、多くのRPGに見られる、所謂、「コマンド式」ではない。プレイヤーはキャラクターを操作してフィールドを自由に動き回りながら、攻撃、回避など、数々の行動のタイミングをアクションゲームのように計る必要がある。本作が「アクション・ロールプレイング(A・RPG)」と言われる所以である。だが、ガードや魔法などの行動はオートであり、企画のコンセプトとしては、従来のRPGのバトルをシームレスにフィールドで再現することが目的だった。この戦闘方式を本作では「モーションバトル」と呼ぶ、続編の3では更なるコマンドRPG感覚の方向性に進化したが、田中弘道の脱退によってLOM以後はアクション重視へ変わっていった。余談だが、田中弘道の代表作であるFFXIはシームレスバトルの完成系と、自身の関わったゲームで共通して採用しているパレット式のカスタマイズシステム(本作ではリングコマンドによる自由な武器や魔法の選択や成長に該当する)の系譜の最新形を見ることができる。
上記のような基本的行動に加え、魔法やアイテム、その他環境設定画面を簡易かつ迅速に使用出来るようにする為、「リングコマンドシステム」が今作より搭載された。これは、コントローラの特定ボタンを押す事によって、操作キャラクターの周囲をリング状に取り囲む形で、アイコン化された各種コマンドが出現し、それを選択、実行する事で様々な行動ができる。画面を切り替える事なく行動を行えるようにと採用されたこのシステムは、『聖剣伝説』シリーズの象徴とも言え、シリーズ各作品に受け継がれている。
装備品に関しては、防具は一般のRPG同様、店や敵モンスターが落とす宝箱から入手する。武器は、まずレベル1の各武器をイベントで入手する。その後、ボス戦や宝箱で武器パワーを得て、鍛冶屋のワッツに指定料金を支払って鍛えてもらうことで、次のレベルへとパワーアップさせることができる。
[編集] 熟練度
武器や魔法には熟練度が存在する。熟練度は0から始まり、99を超えると武器、もしくは魔法のレベルが1つ上がって0に戻る。
武器は敵を倒す事で熟練度を上げる事ができる。強いモンスターを倒すと大きく熟練度が上昇する。武器レベルが上昇すると、より強力な必殺技を使用できるようになる。現在の武器ランクより武器レベルを上げる事はできない。武器ランクアップは宝箱や、ボス戦後に入手する。具体的には武器レベルが上がった時、必殺技の範囲が広くなったり出している時間が長くなったりする(最初はどれも前方のみを攻撃するがレベルが上がると、周辺を攻撃したり連続ヒットにはならないが連続攻撃をしたりする)。
魔法は1回使用するたびに熟練度が上昇する。魔法レベルが上がると威力がより強くなり、グラフィックもより派手なものになる。入手したマナエネルギーの数より魔法レベルを上げる事はできない。プリムの魔法の殆どは町中で使えるので、神殿の主に話しかけるとHPとMPを回復してくれる水(風)の神殿でひたすら魔法レベルを上げるという手もある。敵の出ない所で魔法を使うと熟練度の上昇は半減するが、移動の手間が省ける。
マナエネルギーは、各地の神殿にあるマナの種子と聖剣を共鳴させる事で入手できる。尚、シナリオの進行によって、入手マナエネルギーの表示が0になる場面があるが、実際はレベル8まで魔法レベルを上げることが可能である。
ちなみに、ストーリー上を進行させるのみでは剣以外の全ての武器レベルを限界まで上げる事は出来ない為(剣は、今作のラスボスである神獣戦のみ可能。イベントで使えるようになるマナの魔法をプリムとポポイ両方がランディにかけた時のみレベルアップする。尚、マナの剣に関しては「マナの剣を作る裏技」があるが、この裏技を利用したマナの剣状態で進めると確実にバグが起こってしまう)、限界まであげるにはモンスターが落とす宝箱から武器パワーを手に入れるしかない。が、基本的にラストダンジョンの奥の方にいる数種類しか武器パワーの宝箱を落とさない上に、確率も非常に低いので、(剣以外の)全武器レベル9は困難を極める。
[編集] 多人数プレイ
今作では、マルチタップを使用する事で最大3人がそれぞれのキャラクターを操作する事が可能である。
[編集] 主なスタッフ
- エグゼクティブプロデューサー:水野哲夫
- プロデューサー、コンセプト&システムデザイン、シナリオメッセージデータ:田中弘道
- ディレクター、ゲームデザインチーフ、アニメーション&モンスターデザイン:石井浩一
- ゲームデザイナー・バトルシステムデザイン、モンスターロジック:大橋悟朗
- ゲームデザイナー・マップデータシステムデザイン&データ:松村靖
- ゲームデザイナー・マップデータ:井上敏行
- プログラマー・メインプログラム:ナーシャ・ジベリ
- プログラマー・モンスターコントロールプログラム:吉枝悟
- プログラマー・ボスモンスタープログラム:村田琢
- プログラマー・メッセージプログラム:齊藤正明
- プログラマー・リングメニュープログラム:武藤竜
- プログラマー・カリキュレーションプログラム:宮川義之
- プログラマー・サウンドプログラム:赤尾実
- プログラマー・デモプログラム:深谷文明
- グラフィックデザイナー・マップグラフィックデザインチーフ:蒲田泰彦
- マップグラフィックデザイン:高橋哲哉
- ワールドマップグラフィックデザイン:上田晃
- マップグラフィックデザイン:代島学
- マップグラフィックデザイン:筒井美佐子
- マップデザイン:毛塚英俊
- キャラクターデザイナー・プレイヤーキャラクターデザイン:亀岡慎一
- モンスターキャラクターデザイン:成島康之
- キャラクターデザイン:岡庭真一郎
- マジックアニメーション:高井慎太郎
- モンスターアニメーション:佐々木倫子
- サウンドデザイナー・ミュージックコンポーザー:菊田裕樹
- サウンドエフェクトデザイナー:光田康典、伊藤賢治
- イングリッシュサポート:森山郁
- メインビジュアルアートワーク:磯野宏夫
- ネットワークマネージメント:安達景太郎
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。 →[記述をスキップ]
[編集] 登場キャラクター
[編集] 主要登場人物
- ランディ
- 物語の主人公。16歳。幼い頃母親、妹と共にポトス村に来たが、まもなく母親が失踪した為、村長の家で育つ。村の生まれでは無い為「ヨソもの」として扱われてきた。聖剣を抜いた事をきっかけに、世界を巡る戦いに関わる事になる。父はタスマニカ共和国の騎士セリン。母はマナの種族。最初は気弱で所謂、「イジメられっこ」だが、冒険を経て『聖剣の勇者』の名に相応しい性格に成長する。聖剣と魔法の力がぶつかると生命に危険が及ぶため、魔法を使うことはできないが、接近戦では無類の強さを誇る。身長174cm。体重62kg。
- プリム
- パンドーラ王国の大臣の娘。17歳。幼い頃に母を失くし、父親一人の手で育てられた。そのためかわがままで気の強い性格。魔女討伐に向かった恋人ディラックを追ってパンドーラの街を飛び出す。旅の途中にランディたちに出会い、同行する事となる。パメラとは親友だが、彼女がディラックに思いを寄せている事には気付いていなかった。バランスの良いステータスを持ち、精霊の力を得ることで主に回復と支援魔法を使いこなすようになる。身長165cm。体重48kg。
- ポポイ
- 帝国軍に襲われた妖精族の村の生き残り。記憶を失っており、洪水でガイアのヘソに流されてきたところをドワーフの村長に発見され、保護される。ドワーフの村の見せ物小屋にてランディ達に出会い、同行する事になる。彼も物語のキーパーソンである。
- ランディ達を子分と呼ぶ、ムキになって口論する、ぶりっこをするなど外見に反して生意気で計算高いが、基本的には幼くとも芯のある子。力はないが、精霊の力を得ることで多彩な攻撃魔法の使い手となる。身長95cm。体重32kg。尚、一人称は「オイラ」だが公式設定によると性別は両性。
ちなみに、ゲーム発売前の情報公開の始まった時期には、前作『聖剣伝説 〜ファイナルファンタジー外伝〜』のように、主人公3人に固有の名前は設定されておらず、生い立ちなどの設定のみがされていた。が、開発途中に方針が変更され固有名が設定される事になった。ただし名前は変更できる。
[編集] サブキャラクター
- ジェマ
- タスマニカ共和国の元騎士団長。53歳。マナの減少の原因と対策を突き止めるべく世界中を旅しており、ランディ達に行く先々で様々なアドバイスを与えてくれる。かつてランディの父セリンとはよきライバル同士であった。身長185cm。体重80kg。名前は聖剣伝説のジェマの騎士から。
- ボブ
- ポトス村のいじめっ子。金髪の体格の良い男。ランディとともに村はずれの滝へ、宝探しに出かける。
- ネス
- ポトス村のいじめっ子。とんがり帽子をかぶった小柄の男。ランディとともに村はずれの滝へ、宝探しに出かける。
- ルサ・ルカ
- 水の神殿の巫女。碧髪紅瞳で少女のような外見だが、200歳を超えている。水の流れを通じて世界のあらゆる出来事を知ることが出来る。
- エルマン
- プリムの父親。パンドーラ国の大臣。ディラックとプリムの仲を裂こうとして、彼を魔女の森に派遣する。プリムに無理矢理お見合いをさせた為、家を飛び出されてしまう。
- ワッツ
- ドワーフの鍛冶屋。105歳。聖剣の力が宿ったハンマーで、主人公達の武器を鍛えてくれる。身長185cm。体重80kg。
- ニキータ
- 長靴を履いた猫の商人。がめつい性格で、お金のある人としか商売をしない。ダンジョン内でアイテムを販売してくれるが、その値段は通常の倍の価格である。尚、所謂「お店で買える」装備品で最強のものを売っているのはニキータだけなので値段はべらぼうに高い。しかしマナの聖地以降のモンスターは非常に強く、このニキータから防具を購入しないと攻略はほぼ不可能に近い。ドット絵のゲーム内では分かりにくいが、実は大きさも一般の猫が二足歩行した程度の大きさしかないらしい。[1]
- 大砲屋
- 遠い場所に人を飛ばす大砲を商売にしている男。36歳。世界各所に出現するが、同じ顔の兄弟で別人である。キッポ村に奥さんがいる。身長161cm。体重75kg。
- モティ
- 宿屋やよろず屋を営む商人。全員ターバンを巻いた同じグラフィックで表されており、常に愉快に踊り続けている。カッカラ王国国王アムール3世も同じグラフィックである。
- エリニース
- 北の魔女。魔力を保つ薬草と引き換えにタナトスに従っている。タイガーキメラをペットにしている。
- スコーピオン
- 世界征服を企む悪のスコーピオン団の首領。部下を2人従えている。
- じっちゃん
- ポポイを育てたじっちゃん。風の神殿を守っており、帝国に襲われた際に盲目になってしまう。
- トリュフォー
- マタンゴ王国の王。向こう見ずな性格であり、気さくな口調で態度も軽いが、度量は広い。
- マツケタン
- マタンゴ王国の先代国王。グレートボアの手にかかって亡くなっている。
- フラミー
- 伝説の白竜の子供。グレートボアによって親竜を亡くし、マタンゴ王国に保護される。ヴァンドール城で主人公達が窮地に立たされた時、突然成長し、空を飛んで助けに来る。千里眼の能力も持っており、世界の全ての地形を見渡すことが出来る。全長7m。高さ3.2m。体重640kg。
- セルゲイ
- サンドシップに捕まっている海賊。ランディ達の脱出を助けてくれる。
- アムール3世
- カッカラ王国の国王。外見はモティそのものだが、商人扱いされると怒る。
- サンタクロース
- クリスタルフォレストにある小屋に、トナカイと住んでいる老人。
- マリクト
- 帝国サウスタウンに住む、実は、タスマニカ共和国のスパイ。夫も同様にスパイだったが、帝国軍に捕まり、処刑された。肌身離さず抱えている小箱にはある秘密がある。
- クリス
- 帝国レジスタンスのリーダー。18歳。女性。死んだ父の跡を継ぎ、若年ながらレジスタンスのリーダーを立派に務めている。しかし本来はまだ年頃の娘であり、人知れず泣いている姿を見た者もいる。
- サグ
- クリスの父。レジスタンスのリーダーだったが、帝国との戦いで生命を落としている。
- 賢者ジャッハ
- マンテン山の頂上に住む賢者。常に世界を飛び回っており、訪ねる度に留守とされるのだが……。
- マンモン
- ゴールドシティの領主。錬金術によって黄金を生み出している。
- カロン
- 月の神殿へ続く宇宙の海の渡し舟を漕いでいる渡し守。姿はポロビンフット。[2]
- パメラ
- プリムの親友。ディラック同様、タナトスに魂を抜かれてさらわれる。ディラックに思いを寄せていたが、プリムには黙っていた。帝国古代遺跡で救出後、医師の治療を受け回復。再度沈んだマナの神殿でプリムと和解する。
- ディラック
- パンドーラ国の騎士。プリムの想い人。パンドーラの東、キッポ村の出身。エルマンの策略で魔女討伐に向かわされ、魂を抜かれてしまう。強い闇の力を持って生まれたが、何者かにその力を封印されたため反動で正義感の強い性格となった。その闇の力に目をつけられ、限界が来ているタナトスの次の体に選ばれた。操られていたとはいえプリムを手にかけた時はランディに殴られたが、最後はタナトスの正体を暴きランディにプリムを頼んで死んだ。
- メレリア
- タスマニカ共和国の現騎士団長。提督の位をもつ。本来は立派な騎士なのだが、孫のモリエールを溺愛しすぎるために声望が落ちている。
- モリエール
- タスマニカ共和国の戦艦サンドシップの艦長。階級は中佐。我侭な性格で甘えたがり屋、その上祖父の威光を傘に着るため、兵士達からの支持は低い。
- セリン
- タスマニカ共和国の騎士であり、ランディの実父。15年前の戦いで皇帝と刺し違え、マナの剣を抜くためポトス村までたどり着いたものの、力尽きてしまった。ランディに聖剣を託した幽霊の正体。
- マナの木
- マナの聖地にある巨木で、主人公ランディの実母。ランディを産んだあとマナの聖地で木の姿となり世界を見守っているという。
- ヴァンドール皇帝
- ヴァンドール帝国の皇帝。15年前の戦争において魔界と契約し、力を得た。マナの要塞復活を狙っている。
- シーク
- 帝国四天王のリーダー。闇の騎士。四天王も魔界と契約しており、暗黒剣の使い手であるダークストーカーの他、木の魔法を操るメガゾーンに変身する事もできる。中盤から終盤にかけて登場。
- ファウナッハ
- 帝国四天王の紅一点。美しい女性の上半身と、巨大な蛇の下半身を持つラミアンナーガに変身する。タナトスと共にヴァンドール皇帝を殺害した。終盤に登場。
- ゲシュタール
- 帝国四天王の一人。通称マシンライダー。自分の身体をサイボーグ化してパワーアップしていたが、2回目の主人公達との戦闘後、タナトスによって完全な戦闘機械人形にされた。ジャバウォックをペットにしている。序盤から、中盤にかけて登場。
- タナトス
- 帝国四天王の一人。序盤からしばしば登場する、謎多き魔法騎士。その正体は魔界と契約によって不滅の魂を得た古の魔法使いダークリッチ。体が朽ちるたびに闇の力を持った他人の体に乗り移り続け、命脈を保っている。
- 神獣
- 妖精の森周辺を飛び交う謎の多い獣。かつてマナの要塞に罰を与える為、神々によって使わされたと言われており、要塞と神獣の戦いで世界からマナと文明が失われたとされる。マナを回復させることの出来る唯一の存在だが、マナが急速に減少した場合、反動で凶暴になってしまう性質を持つ。彼等の消滅の意味するものは……。
[編集] 精霊
- ウンディーネ
- 水を司る精霊。温厚な性格。水の神殿近くの洞窟に住み、神殿を結界によって守ってくれている。少女の顔をした半漁人のような姿をとる。右腕に身につけた腕輪には、自らの魔力を最大限に高める効果がある。ランディ達に最初に力を貸してくれる精霊。
- ノーム
- 地を司る精霊。きっぷの良い性格。地の神殿に住む。ファイアギガースにいじめられていたが、それを倒したランディ達に感じ入り力を貸してくれる。ポポイを『親分』、プリムを『奥さん』と呼ぶ。
- サラマンダー
- 火を司る精霊。燃え盛る火の杖を持つ火竜の姿をしている。氷の国に温暖なリゾート地の建設を目論むスコーピオン団によって火の神殿から誘拐され、ストーブに閉じ込められていた。熱血な性格。
- ジン
- 風を司る精霊。青い肌をした恰幅の良い大男の姿をしている。礼儀正しい性格。風の神殿にてポポイと再会したじっちゃんのはからいで、ランディ達を新たな主人とする。
- ドリアード
- 木を司る精霊。葉の髪の毛と樹皮の体をもつ小柄な美女であり、永遠に歳を取ることがないという。はかなげで気弱な性格。マナの神殿に安置されているマナの種子を守っていた。マナの剣を生み出せる『マナの魔法』をタナトスによって封じられてしまっている。沈み往く神殿と運命を共にしようとしたが、ランディ達の説得により力を貸してくれる。
- ルナ
- 月を司る精霊。柔らかなオーラに包まれた、髪の長い少女の姿。天空を翔けるための4枚の翼を持つ。月の神殿にたどり着くことで力を貸してくれる。
- ウィル・オ・ウィスプ
- 光を司る精霊。青白い炎のような姿をとる。理知的な性格。マンモンによって黄金の塔(光の神殿)に幽閉され、金を生み出す力の源にされていた。プリムのみがその力を使うことができる。
- シェイド
- 闇を司る精霊。黒い単眼をツメで掴んだ影の様な姿をとる。物静かで威厳ある性格。かつては魔界の王として世界を恐怖に陥れたが、勇者達に封じられて以来、闇の神殿にて自らの力を使いこなせる者を待っていた。ポポイのみがその力を使うことができる。
[編集] 登場する舞台
- 滝つぼ
- ポトス村の西にある、村を守る聖剣が刺さっている岩のある滝つぼ。
- ポトス村
- ランディの故郷の小さな村。何の変哲もない村だが、地下には巨大なマンティスアントが巣を作っていた。
- 水の神殿
- 巫女ルサ・ルカが住まう、大きく複雑な神殿。神殿の内部は空洞になっており、そこに無数の水が流れ落ちている。入り口から祭壇まで空中を渡る長い階段が設けられており、何故か地下には牢も備えられている。
- パンドーラ
- 大きな古代遺跡を擁するパンドーラ王国の首都。水の神殿から流れてくる水流で町の隅々にまで水路が設けられており、町の入り口には門番が備える。タスマニカ共和国とは同盟関係にある。
- ガイアのへそ
- 螺旋状に崖が折り重なる地形の中心にある、奥の深い洞窟。洞窟の最深部には昔埋もれた地下神殿があり、マナの種子の一つもそこに保管されていた。洞窟の中にはドワーフ達が住み着き、地下の中から楽しげな音が響く。
- 魔女の城
- ガイアのへそから北にある妖魔の森を奥まで進んでいくと辿り着く。パンドーラ兵が捕らわれており、ここの主エリニースが人々の生気を奪っている。
- 大森林
- 上の大地にある四季の森。ポポイの故郷である妖精村がある。この村は既にモンスターに荒らされ、村人は全滅しているが、この奥に風の神殿がある。
- マタンゴ王国
- 四季の森の北西の洞窟を抜けたところにあるマタンゴたちの王国。マタンゴ達は野蛮なマイコニドと違い人間にも友好的な種族だが、脆弱なためモンスターと戦うことは出来ない。彼らの先祖は白い竜を操り乗用に使っていたという。この王国の北の森の洞窟の奥深くにフラミーがいて、マタンゴ王国で面倒を見る事になる。
- カッカラ王国
- 砂漠の中央に位置する王国。その西にはカッカラ砂漠と火の神殿が、東には星の砂漠と月の神殿がある。マナの減少によってオアシスの水が干上がってしまい、滅亡の危機に瀕している。あるアイテムがあれば、王国を存続させる事ができるらしいのだが……。
- 氷の国
- 一年中氷に囲まれた国。その奥の森にはサラマンダーが捕らえられている南国村が、更にその奥には火の種子を盗んだ張本人が住む城「クリスタルパレス」がある。
- トド村
- トド達が住む村。気温の上昇によって住人にとっては暮らしにくい環境となりつつある。
- 南国村
- スコーピオン団が作ったリゾート地。サラマンダーの力によって温暖な気候である。ここに住む事が金持ちの最高のステータスとされる。そのため帝国や黄金島からの移住者が多い。サラマンダー解放後は元の極寒の地へと戻り、住人も引き払う事となる。
- ヴァンドール帝国
- ヴァンドール皇帝の治める帝国。マナの神殿の封印を解くことでマナの要塞を復活させ、世界の覇権を狙う。サウスタウン、ノースタウンの他、黄金島も領土である。
- サウスタウン
- 帝国の南側にある街。ノースタウンほど大きくないが、帝国の兵士がうろついている。レジスタンスのスパイが住んでおり、下水道を通じてノースタウンへ行くことができる。
- ノースタウン
- 帝国の北側にある首都。北には皇帝の城が、北東には帝国古代遺跡寺院がある。帝国の兵士がレジスタンスのアジトを探っているのだが、アジトは表向きカフェを装っており発見には至っていない。
- 黄金島
- 世界の中央に位置する島。帝国領で黄金の塔(光の神殿)がある。街の全てが金で出来ている。また、物価も高い。実は金の重みで少しずつ沈下している。
- マンテン山
- 世界一大きな山。西にはマンダーラ村が、山頂へ向かう途中の道には闇の神殿が、山頂には賢者ジャッハの住む仙人窟がある。マンダーラは、マナの信仰が深い村で、村の寺院には戦争の記録が残されたクリスタルオーブが祭られている。
- 試練の回廊
- 山頂のほこらの回廊。その最深部には自分に打ち勝つ為の試練が待ち受けている。
- タスマニカ共和国
- マンテン山の西に位置する島国。パンドーラ王国とは同盟関係にある。本来は海洋国家だが、現在は海が荒れて船が出せないため、サンドシップをカッカラ砂漠に派遣し帝国の手からマナの神殿を守っている。15年前に一度帝国との間で戦争があった。共和制を掲げているが、実際には王政のようだ。
- サンドシップ
- カッカラ砂漠を彷徨っていたパーティーが偶然見つけた船。タスマニカ共和国の騎士メレリア提督の孫モリエールが仕切っているが、ワガママで兵士たちの評判は悪い。
- レムリアン城
- タスマニカ共和国の城。城内が丸ごと街となっている。これは15年前の戦争の際、セリンが国民を城内に避難させた事がきっかけ。帝国のスパイが潜りこんでいた。
- 月の神殿
- マナの種子を安置する神殿の一つ。カッカラ王国の北東、宇宙の海の対岸にある。月の精霊ルナがいる。かつては『ぷらねたりうむ』と呼ばれていた。
- 亀の甲ら島
- タスマニカとカッカラの間の海に浮かぶ小島。様々な事情を持つ人が世を捨てひっそり暮らしている。実は巨大な亀の甲羅の上にある。何の産物もないように見える島だが、他にはないある希少品が存在する。
- 灯台
- ガイア低地南の孤島に立つ灯台。海が荒れ船が通らなくなった今でも、灯台守のピカールが1人で海を見守っている。
- マナの神殿
- マナの要塞復活のカギを握る神殿。既に帝国が入り込んでおり、地下の通路を通り抜けて行くと神殿の入口に入れるようになる。
- 大神殿
- マナの神殿が浮上して出てくる神殿。神殿の中は、これまでの神殿の比にならないほど広く、精霊たちの力が頼りである。
- マナの聖地
- 聖剣とマナの木の秘密が眠る聖地。世界の外れの孤島、峻険に囲まれた樹海の中に存在する。上空を厚い雲が覆っており普段は誰も入る事ができないが、マナの要塞が浮上しマナが減少した事で雲が消え、入れるようになる。数多くの屈強なモンスターや、伝説のドラゴンが潜む。マナの木にたどり着いたとき、ランディの出生が明かされる事になる。
- マナの要塞
- 戦争の時に造り出された船。大量のマナを動力として稼動する。古代では空中要塞ギガントと呼ばれていた。甦らせたタナトスがこの船を利用して、世界征服を企む。要塞の主砲はマナの木を一撃で灰燼に帰する程の威力を持つ。また神獣と要塞が激突すると世界は崩壊し消滅すると言われていて、それを防ぐには神獣を倒すしかないという。敵はマナの聖地よりもさらに強く、油断していると万全装備でも全滅する恐れがあるため十分な注意が必要である。但し、それらの敵を倒すと前述のとおり、非常に低い確率で武器パワーが入った宝箱を落とす。
[編集] 音楽
作中のBGMは菊田裕樹が担当。ただし音数に拘り過ぎて音源をSEチャンネルまで使用してしまったため、ゲーム中にアクションを起こし続けているとSEによって確実にBGMの音割れを起こしてしまう。聖剣3では音源をSEと分け減らしたため、音質では2より劣ってしまった。次作の双界儀では生音を鳴らしていた。
NTT出版からは、『聖剣伝説2 オリジナル・サウンドヴァージョン』とタイトルされた、オリジナルの音源を忠実に再現した全44曲のオリジナル・サウンドトラック盤と、『聖剣伝説2 シークレット・オブ・マナ』とタイトルされたアレンジ盤がリリースされている。
[編集] 聖剣伝説2 オリジナル・サウンド・ヴァージョン
『聖剣伝説2 オリジナル・サウンド・ヴァージョン』
オリジナル盤
再発盤
- 発売元:NTT出版株式会社
- 販売元:ポリスター→プライエイド・レコーズ
- 発売日:1995年8月25日→2004年10月1日
- 価格:2,039円(5%税込)
- 品番:PSCN-5030→NTCP-5030
※これまでに2度再発されている。右側のが現在発売されているもののもの(ただし、販売元は1998年以降のもので、設立時から旧再発盤の販売元となっている)。
曲目
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[編集] 聖剣伝説2 シークレット・オブ・マナ
作中使用のBGMに環境音楽的アレンジを加えた、1トラック、約50分の作品。
次回作も念頭に置いた実験作だったこともあり、後に発売された『聖剣伝説3』に使われたメロディーも所々に散りばめられている。作曲者の菊田裕樹自身が手がけたアレンジだが、原曲のメロディーを大胆に再解釈、再構成している為、アレンジアルバムと言うよりはコンセプトアルバムの趣が強い作品となっている。ちなみに『Secret of Mana』とは、USA版『聖剣伝説2』のタイトルである。
『聖剣伝説2 シークレット・オブ・マナ』
オリジナル盤
再発盤
- 発売元:NTT出版株式会社
- 販売元:ポリスター→プライエイド・レコ―ズ
- 発売日:1995年8月25日→2004年10月1日
- 価格:2,548円(5%税込)
- 品番:PSCN-5031→NTCP-5031
- 再発盤に関する注記は、上記の「オリジナル・サウンド・ヴァージョン」と同様。
曲目
- 1. Secret of Mana
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
[編集] 外部リンク
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