ミノルタのカメラ製品一覧
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ミノルタのカメラ製品一覧は、ミノルタ(現コニカミノルタ、その前身である日独写真機商店、モルタ合資会社、千代田光学精工各時代を含む)の発売してきたカメラ関係の製品の一覧。
[編集] 乾板カメラ
- ニフカドックス(1930年(昭和5年)発売) - 大名刺判(6.5×9cm)クラップカメラ。「ドックス」という名前は、独ドルニエの飛行艇「ドルニエ Do X」にちなんでつけられた。レンズはニフカアナスチグマット105mmF6.8、シャッターはコイロス。
- ニフカスポーツ(1930年(昭和5年)発売)
- ニフカクラップ(1930年(昭和5年)発売)- 大名刺判フォールディングカメラ。レンズは独ケンゴット・シュツットガルトのヴェカー105mmF4.5または同F6.3、シャッターはコンパー・イプソール・バリオの3種があった。
- シリウス(1931年(昭和6年)発売)/ロマックス - 大名刺判ハンドカメラ。レンズは独シュタインハイル・ミュンヘンのヘリオスター105mmF4.5、同F6.3、シャッターはコンパーまたはコイロス。ロマックスは途中で改名されたものでシリウスと同型機。
- アルカディア(1931年(昭和6年)発売)/イートン(1931年(昭和6年)発売) - 大名刺判ハンドカメラ。レンズは独シュタインハイル・ミュンヘンのヘリオスター105mmF4.5または独マイヤー・ゲルリッツのトリオプラン105mmF4.5、シャッターは自社製のリデックス。イートンは同型機で名称が異なるのみ。
- ミノルタ(1933年(昭和8年)発売) - 大名刺判クラップカメラ。乾板のほかに別売のロールフィルムバックが使用できる。レンズは旭光学製のアクチプラン105mmF4.5、シャッターはリデックスまたはクラウンA。
- オートミノルタ(1934年(昭和9年)発売) - 距離計連動大名刺判クラップカメラ。ドイツのプラウベルマキナのような外観をもつ、日本初の距離計連動クラップカメラ。初期型・中期型・後期型がある。レンズはアクチプラン105mmF4.5またはカール・ツァイス・テッサー105mmF4.5。シャッターはクラウンA、セルフタイマー付きコンパー、セルフタイマー付きコンパーラピッド。
- 改良型ミノルタ(1934年(昭和9年)発売) - 大名刺判クラップカメラ。ミノルタにセルフタイマー付きコンパーシャッターまたはセルフタイマー付きクラウンAシャッターを搭載したもの。
- ハッピー(1934年(昭和9年)発売) - 大名刺判ハンドカメラ。イートンの後継モデルで乾板のほかに別売のロールフィルムバックが使用できる。レンズは初期は独シュタインハイル・ミュンヘンのヘリオスター105mmF4.5、後に旭光学製コロナー105mmF4.5。シャッターはリデックス、クラウンB、クラウンS。クラウンS付きはセルフタイマーを内蔵する。
- オートプレスミノルタ(1937年(昭和12年)発売) - 距離計連動大名刺判クラップカメラ。オートミノルタの後継機でレンズ前板と距離計部分がクロームメッキ仕上げ。乾板のほかに別売のロールフィルムバックが使用でき、専用フィルムバックを使用すると巻き上げに連動してシャッターがチャージされる。また、専用閃光電球フラッシュガンを取り付けるシューがカメラ側面についており、接点つきのホットシューとなっている。レンズは旭光学製プロマー105mmF3.5、シャッターはセルフタイマー付きクラウンラピッド。
[編集] 16mmフィルムを使用するカメラ
[編集] ミノルタ16シリーズ
独自のマガジンは遮光板を持ち日中交換が可能で興和の16mmカメララメラにも流用され、1962年(昭和37年)JIS規格に採用されている。
- コーナン16オートマット(1950年(昭和25年)3月発売) - 甲南カメラ研究所で製造していたミカオートマットの生産が販売に追いつかず特にレンズに困っていたためミノルタの前身千代田光学精工にレンズ供給を打診、当時独自に16mmカメラを開発していた千代田光学精工はミカオートマットを改良してコーナン16を発売することになった。装着レンズは3群3枚のロッコール25mmF3.5。シャッターはB、T、1/25-1/200秒。10×14mm判。真鍮製で280gもあった。
- ステレオコーナン16(1952年(昭和27年)発売) - 装着レンズは3群3枚の25mmF3.5。
- ミノルタ16(1957年(昭和32年)4月発売)- 装着レンズは3群3枚のロッコール25mmF3.5。シャッター速度1/25秒、1/50秒、1/200秒の3速。アルミニウムを多用し150gに軽量化された。銀の他黒、青、赤、緑、茶、金の各色があった。1960年パーツ一つ一つまで完全にコピーされたヴェガ(Vega )/キエフ30(Kiev30 )がソビエトで製造されている。
- ミノルタ16P(1960年(昭和35年)9月発売) - 装着レンズは3群3枚のロッコール25mmF3.5。天気マークにより露出決定する。シャッタースピードは1/100秒単速。さらに120gに軽量化される。
- ミノルタ16II(1960年(昭和35年)11月発売)- レンズが少し広角化された3群3枚のロッコール22mmF2.8に変更された。シャッター速度B、1/30-1/500秒。
- ミノルタ16EE(1962年(昭和37年)6月発売) - 装着レンズは3群3枚のロッコール25mmF3.5。セレン露出計によるプログラムAE。シャッター速度はフィルム感度に連動して1/30秒から1/500秒まで変化し、絞りが自動的に変化する。パララックス補正マーク。露出連動外は警告が出る。
- ソノコン16(1962年(昭和37年)11月発売) - ミノルタ16IIに7石トランジスタラジオを組み込んだモデル。
- ミノルタ16EE-II(1963年(昭和38年)12月発売) - ミノルタ16EEの露出計をセレンからCdSに変更し、レンズをスペックアップしたもの。使用電源はH-C型電池。露出連動外は警告が出る。装着レンズはロッコール25mmF2.8。
- ミノルタ16PS(1964年(昭和39年)9月発売) ミノルタ16Pにシンクロ用1/30秒のシャッタースピード追加。輸出モデル。
- ミノルタ16MG(1966年(昭和41年)7月発売)/レビュー16KB - セレン露出計によるシャッター速度優先AE。連動外はシャッターロックされる。装着レンズは3群4枚のロッコール20mmF2.8。レビュー16KBはドイツのクヴェレ社向け輸出モデル。
- ミノルタ16MG-S(1970年(昭和45年)4月発売) - フォーマットが12×17mm判に変更された。1971年3月に黒モデル追加。装着3群4枚のロッコール20mmF2.8。
- ミノルタ16QT(1972年(昭和47年)3月発売) - 最終機。フィルムの販売は1990年まで行った。装着レンズは3群3枚のロッコール23mmF3.5。
[編集] 110フィルムを使用するカメラ
[編集] ポケットオートパック
簡単操作の小型カメラでミノルタ16シリーズの実質的な後継製品。110フィルム使用カメラは画質の低さから世界的にも比較的早くフィルムシステムが衰退しあまり多くの機種は作られなかったが、ミノルタの110カメラは110カメラとしては国内では最多のシェアだった。
- ミノルタポケットオートパック70(1973年(昭和48年)5月発売) - CdS測光・電子シャッターによるプログラムEE。10秒までの長時間露光可能。マジキューブ使用時は1/45秒固定。レンズはロッコール26mmF3.5。
- ミノルタポケットオートパック60(1973年(昭和48年)9月発売) - 輸出専用。ミノルタポケットオートパック70のカラーバリエーションモデル。
- ミノルタポケットオートパック50(1973年(昭和48年)5月発売)- ミノルタポケットオートパック70のレンズをロッコール26mmF8に変更したもの。
- ミノルタポケットオートパック40(1973年(昭和48年)9月発売)- 輸出専用。ミノルタポケットオートパック50のカラーバリエーションモデル。
- ミノルタポケットオートパック230 - 輸出専用。ミノルタポケットオートパック250のシャッターを機械式単速シャッターに変更し、レリーズ用ねじ穴を省いたもの。
- ミノルタポケットオートパック200(1975年(昭和50年)7月発売) - 輸出専用。ミノルタポケットオートパック230の限定モデル。アメリカ合衆国建国200年を記念して米国でのみ限定特別パッケージ入りで販売された。
- ミノルタポケットオートパック250 (1977年(昭和52年)発売)- ミノルタポケットオートパック50に専用エレクトロニックフラッシュソケットを追加したもの。
- ミノルタポケットオートパック270
- ミノルタポケットオートパック450E - レンズはロッコール26mmF3.5、シャッターは1/200秒固定で絞りは手動設定。フラッシュ内蔵。露出計はフラッシュ使用指示用のみ。
- ミノルタポケットオートパック470
- ミノルタポケットオートパック460T - レンズは二焦点式のロッコール26mmF3.5および46mmF4.7。
- ミノルタポケットオートパック430E
- ミノルタポケットオートパック460TX
- ミノルタポケットオートパック440E - 輸出専用。
- ミノルタポケットオートパック440EX - 輸出専用。
- ミノルタポケットオートパック450EX
- ミノルタポケットオートパック430EX
[編集] ミノルタ110ズームシリーズ
ズームレンズを固定した一眼レフ。簡便なイメージにも関わらず高価で、特にマークIIはミノルタX-700とほぼ同価格という高価なカメラであった。
- ミノルタ110ズームSLR(1976年(昭和51年)9月発売) - 非常に個性的な形状。ポロミラー式ファインダー。小型だが電子フォーカルプレンシャッターによる絞り優先AEなど本格的な仕様を備える。レンズはズームロッコールマクロ25-50mmF4.5固定。
- ミノルタ110ズームSLRマークII(1980年(昭和55年)9月発売) - 一般的な一眼レフを縮小したようなデザイン。通常のペンタプリズム式ファインダー。TTL中央重点測光。レンズはズームロッコールマクロ25-67mmF3.5固定。
[編集] ウェザーマチックシリーズ
全天候型の防水防塵カメラ。135フィルム、IX240フィルムを使用するモデルもある。
- ミノルタウェザーマチックA(1980年(昭和55年)発売)- 水深5mまで潜水撮影可能な防水カメラ。ミノルタポケットオートパック450Eをベースに作られた。レンズはロッコール26mmF3.5、シャッターは1/200秒固定で絞りは手動設定。フラッシュ内蔵。露出計はフラッシュ使用指示用のみ。
[編集] 120フィルムを使用するカメラ
[編集] 6×4.5cm判スプリングカメラ
- セミミノルタI(1934年(昭和9年)発売) - レンズは3群3枚コロナ75mmF4.5。
- オートセミミノルタI(1937年(昭和12年)発売) - 一眼式連動距離計を持つ数少ないスプリングカメラ。レンズは旭光学(現ペンタックス)製のプロマー75mmF3.5(3群4枚)、シャッターはデッケルのコンパーSまたは自社製クラウンラピッド。クラウンラピッドは1/400秒の速度が出る、戦前の国産レンズシャッターの最高峰のひとつであった。
- セミミノルタII(1937年(昭和12年)発売) - レンズはコロナ75mmF4.5またはコロナ75mmF3.5。後期型は前蓋を開くとファインダーも開くよう改良されている。
- セミミノルタIIIA(1946年(昭和21年)発売) - レンズはコートされた3群4枚ロッコール75mmF3.5。
- セミミノルタIIIB(1947年(昭和22年)発売) - レリーズ装着可となった。1芯型のシンクロ装置がついた。
- セミミノルタIIIC(1948年(昭和23年)発売) - 二重撮影防止装置廃止。この頃には製造品質も安定した。
- ミノルタセミP(1951年(昭和26年)2月発売) - シャッターボタンを右手に変更。レンズはプロマー(Promar )SII 75mmF3.5で旭光学(現ペンタックス)製。シャッターは甲南カメラ研究所のコーナンフリッカー。
[編集] 6×6cm判二眼レフ
- ミノルタフレックスI(1937年(昭和12年)発売) - 「国産初の二眼レフ」と称されることもあるが実際にはプリンスフレックスに2ヶ月程遅れたという説が有力である[1]。レンズはプロマー(Promar )75mmF3.5で旭光学(現ペンタックス)製。シャッターは自社製クラウンII。
- ミノルタフレックスオートマット(1939年(昭和14年)発売)
- ミノルタフレックスII(1950年(昭和25年)7月発売) - レンズはロッコール75mmF3.5。
- ミノルタフレックスIIB(1952年(昭和27年)発売) - セミオートマットに改良された。裏蓋ロックが信頼性の高いダイヤル式に変更された。
- ミノルタフレックスIII(1954年(昭和29年)11月発売) - レンズ部にカバーが付きシャッタースピードと絞りは上部の窓に集中表示されるようになった。
- ミノルタコード(1954年(昭和29年)2月発売) - ミノルタフレックスIIBの普及版として発売された。ピント合わせが前板下方にあるレバーによってヘリコイドを動かして行ういわゆる「ハラキリ型」であり、目測により迅速な撮影が可能。シャッターはシチズン付きとセイコー付きがある。
- ミノルタコードオートマット/ミノルタオートコードI前期型(1955年(昭和30年)10月発売) - フィルム平面性確保のためフィルム送りが通常とは逆の「上から下」に巻く方式になった。セルフコッキングになった。途中改称し銘板を変更。
- ミノルタオートコードL(1955年(昭和30年)10月発売) - ミノルタオートコードIにセレン光電池式単独露出計を組み込んだモデル。
- ミノルタオートコードRA(1957年(昭和32年)発売) - 巻上クランクの上に交換式のフィルム枚数規制盤を組み込みサイズマスクを取り付けることにより4×4cm判、4×5cm判(18枚撮り)、6×6cm判の3サイズの撮影が可能である。珍品。一時ミノルタオートコードシリーズからの有料改造も受け付けた。
- ミノルタオートコードRG(1961年(昭和36年)発売) - 吊り金具が専用になっている。
- ミノルタオートコードI後期型(1962年(昭和37年)発売)
- ミノルタオートコードCdS(1965年(昭和40年)発売) - CdS式の単独露出計を内蔵した。オートコードRAの3サイズ改造は不可能。後期型は220フィルムに対応した。レンズが新ガラスを採用した俗称「ニューロッコール」になった。
- ミノルタオートコードIII(1965年(昭和40年)発売) - 220フィルムに対応している。ミノルタ二眼レフの最終機となった。
[編集] 126フィルムを使用するカメラ
[編集] オートパックシリーズ
インスタマチックを使用する簡単カメラ。すぐにフィルムシステムが衰退し、あまり多くの機種は作られなかった。画面サイズはすべて24mm×24mmの正方形。
- オートパック700(1965年(昭和40年)11月発売) - オートパックシリーズの第1号製品にしてシリーズ最高級機種。距離計連動式、シャッター速度優先AEおよびマニュアル撮影可能。レンズはロッコール32mmF2.8。刻印のみ異なる初期型は輸出専用。国内販売は1966年(昭和41年)4月から。
- オートパック500(1966年(昭和41年)8月発売) - ゾーンフォーカス式、プログラムAE。セレン光電池の連動範囲外では自動的にフラッシュキューブが発光する。シャッタースピードは通常時1/90秒単速、フラッシュ発光時は1/45秒。
- オートパック550(1969年(昭和44年)7月発売) - オートパック500の改良型。露出計がCdS式となった。プログラムAEでシャッタースピードは通常時1/90秒単速、フラッシュ発光時は1/45秒。レンズは3群4枚ロッコール38mmF2.8。
- オートパック800(1969年(昭和44年)7月発売) - 連動距離計とスプリングモーターによる巻き上げ機構を持つ高級型。プログラムAEでシャッタースピードは通常時1/90秒単速、フラッシュ発光時は1/45秒。レンズは3群4枚ロッコール38mmF2.8。
- オートパック600X(1971年(昭和46年)4月発売) - オートパック550の輸出モデル。外装の色がシルバーからブラックになりレンズ回りのデザインが変更された。CdS露出計によるプログラムAE方式。レンズはロッコール38mmF2.8。
- オートパック400X(1972年(昭和47年)9月発売) - セレン光電池によるフラッシュキューブ発光機能付、輸出専用機種。レンズは固定焦点のロッコール34mmF8。
[編集] 127フィルムを使用するカメラ
- ニフカレッテ(1929年(昭和4年)4月発売) - 日独写真機商店の第一号機。4×6.5cm(ベスト)判の蛇腹カメラ。シャッター・レンズが異なる3種のモデルがあり、高級仕様がA型、中級仕様がB型、普及仕様がD型。レンズ・シャッターともにドイツ製の輸入品で、A型にはシュナイダー・クロイツナッハのクセナー75mmF4.5やケンゴット・シュツットガルトのヴェカー75mmF4.5、シャッターにはコンパーが装着されていた。B型はヴェカー75mmF4.5または同F6.3、シャッターはイプソールまたはプロントを装備。D型はシュタインハイル・ミュンヘンのアプラナート75mmF8またはケンゴット・シュツットガルトのヴェカーアプラナート75mmF8、シャッターはプロントまたはバリオを装備。
- シリウス・ベベ(1931年(昭和6年)発売) - この辺りからモルタ合資会社の製品となる。ニフカレッテBを4×6.5cm判と3×4cm判の両用とし、ファインダーを折りたたみ式スポーツファインダーとしたもの。当時は小西六(コニカを経て現コニカミノルタホールディングス)のパーレットがライバルであった。
- ミノルタミニフレックス(1959年(昭和34年)9月発売) - 4×4cm判の二眼レフ。レンズはロッコール60mmF3.5。
[編集] 135フィルムを使用するカメラ
[編集] ミノルタ35シリーズ
戦後間もなく登場したライカスクリューマウント機。使用するのは135フィルムだが初期型はニコンI同様24×32mm判。その後漸次改造され24×36mm(ライカ)判に対応したのは最終型となるミノルタ35IIBであった。
[編集] 35シリーズボディー
- ミノルタ35I(1947年(昭和22年)5月発売) - ニコンI同様24×32mmフォーマットでフィルム送りも32mm。標準レンズとして50mmレンズではなく45mmレンズが取り付けられていた。
- ミノルタ35E(1951年(昭和26年)11月発売)
- ミノルタ35F(1952年(昭和27年)発売)
- ミノルタ35II前期型(1953年(昭和28年)2月発売) - フィルム送りが32mmでは自動現像機に対応できず輸出できないことからフィルム送りのみ36mmにしたモデル。1954年(昭和29年)4月、従来のスーパーロッコール45mmF2.8付に加えスーパーロッコール50mmF2付が発売。
- ミノルタ35II後期型(1955年(昭和30年)発売) - 24×34.5mmの変則フォーマット。
- ミノルタスカイ(1957年(昭和32年)試作) - ドイツのエルンスト・ライツ社製ライカM3に対抗すべく開発されたレンジファインダーの試作機。当時のミノルタの持てる力全てを注いで開発された。同時期には日本光学、キヤノンでもライカM3の対抗機種が製作されている。ただ当時既に一眼レフカメラの優位性が世界的に認知され始めており、創業者・田島一雄は米国への宣伝旅行から帰国した際市販化寸前のスカイの開発にストップをかけ、SRシリーズの登場を促している。その後ミノルタサービスステーションなどで公開されており、試作機としての露出度合いは非常に高い。
- ミノルタ35IIB(1958年(昭和33年)5月発売) - 最終機。レバー巻き上げになった。普通の24×36mm(ライカ)判になった。
- ミノルタ35III(1958年(昭和33年)試作) - ミノルタスカイの簡略版。試作のみに終わった。
[編集] 35シリーズ用レンズ
[編集] ミノルタメモ
- ミノルタメモ(1949年(昭和24年)発売) - 黒いプラスチックボディーに黒革を張ったオーバルデザイン。巻き上げは底部レバー。セルフコッキング、二重露光防止。シャッターは1/25秒、1/50秒、1/100秒の三速。目測で、レンズは3群3枚ロッコール50mmF4.5。
[編集] ミノルタAシリーズ
- ミノルタA(1955年(昭和30年)4月発売) - ミノルタ初のレンズシャッター式ライカ判レンジファインダーカメラで、シャッターを前後逆に搭載してレンズの出っ張りを薄くしてある。ボディはミノルタメモを踏襲しただるま型だが近代的な軽金属製となっている。レンズはロッコール50mmF3.5、シャッターはシチズンまたはオプチパー。同年12月にシチズンMXシャッター付、翌年7月にシチズンMVシャッター付が発売された。
- ミノルタA2(1955年(昭和30年)11月発売) - ファインダーを採光式に改良し、シャッター・レンズを小変更した機種。いずれもシャッターやレンズなどが異なるモデルが存在する。専用着脱式露出計がある。レンズはロッコール45mmF3.5またはロッコール45mmF2.8、シャッターはシチズンMXVやシチズンMVが装備されている。
- ミノルタスーパーA(1957年(昭和32年)6月12日発売) - セイコーシャMXシャッターをビハインド式に搭載してレンズ交換式とした。交換レンズは3群4枚ロッコール35mmF3.5、6群7枚ロッコール50mmF2、5群6枚ロッコール50mmF1.8、3群5枚ロッコール50mmF2.8、3群5枚ロッコール85mmF2.8、3群5枚ロッコール100mmF3.8、5群5枚テレロッコール135mmF4.5がある。専用着脱式露出計と、さらにその上に着脱できるブースターがある。
- ミノルタA2L(1958年(昭和33年)6月発売) - ミノルタA2をレンズ交換可能とし、ファインダーに100mm用フレームを追加したもの。シャッターもライトバリュー式で1/500秒までのシチズンMVL型に交換されている。ミノルタA2をメーカーで改造することで作られた。標準レンズはロッコール45mmF2.8、交換レンズはテレロッコール100mmF4.8のみ。
- ミノルタA3(1959年(昭和34年)8月発売) - アルバダ式ファインダーに戻り、だるま型をやめ一般的なデザインになった。ライトバリュー式のシチズンMVLシャッターに代えて通常型のシチズンMVシャッターを搭載する。レンズは45mmF2.8だが、3群4枚構成のロッコールTD付と3群5枚構成のロッコールTE付がある。
- ミノルタA5(1960年(昭和35年)2月発売) - レンズシャッターながら1/1000秒の速度を持つシチズンMLTシャッターを装備。再び採光式ファインダーが復活された。ロッコールPF45mmF2またはロッコールTD45mmF2.8付。
- ミノルタAL(1961年(昭和36年)7月発売) - A5にセレン連動露出計と自動復帰フィルムカウンターを追加したモデル。レンズはロッコールPF45mmF2のみ。
- ミノルタAL2(1963年(昭和38年)12月発売) - 初代ハイマチックに近いデザインを持つ。レンズは大口径のロッコールPF45mmF1.8がつけられたがシャッター最高速は1/500に戻った。ファインダー内で露出を合わせられる。
[編集] ミノルタオートワイド
- ミノルタオートワイド(1958年(昭和33年)3月発売) - ワイドカメラブームのまっただ中で、連動露出計を世界で初めて内蔵し登場した35mmレンズ装備のワイドカメラ。この後、ワイドブームの火付け役となったオリンパスワイドを発売したオリンパスが矢継ぎ早に新型ワイドカメラを発売するのに対し、ミノルタは広角・望遠レンズを自由に使える一眼レフが普及することを見込んで、ほかにワイドカメラを開発することはなかった。シチズンMVLシャッターとWロッコール35mmF2.8(4群6枚)レンズを装備している。
[編集] ミノルタV2/V3
シチズンと共同開発した高速レンズシャッターオプチパーHSを搭載している。シャッターを全開させずに途中で閉めることによってこの速度を実現しているため、最高速使用時は小絞りでしか使えない。
- ミノルタV2(1958年(昭和33年)4月発売) - シャッター最高速は1/2000秒。1/2000秒ではF8、1/1000秒ではF4より絞り込まなければならない。レンズはロッコールPF45mmF2。
- ミノルタV3(1960年(昭和35年)9月発売) - シャッター最高速は1/3000秒。1/3000秒ではF8、1/2000秒ではF4より絞り込まなければならない。セレン光電池による連動露出計を装備している。レンズはロッコールPF45mmF1.8。
[編集] ミノルタユニオマット/アンスコセットシリーズ
追針合致式セレン露出計と手動プログラムシャッターを搭載した普及機。露出計の指針を参考に手動でプログラムシャッターを操作する方式で、自動露出ではない。いずれも搭載しているシャッターはシチズンオプチパーユニで、最高速度は1/1000秒にも達しEV18までの明るさに対応する。しかし当時は高感度のフィルムがなく、プログラムシャッターでは使用頻度が限られていたため、後のハイマチックでは1/1000秒シャッターは廃止された。米アンスコ社に輸出販売されたものはアンスコセットという名前で、国内版には存在しないCdS露出計を搭載したものもあった。
- ユニオマット(1960年(昭和35年)5月発売) - 装着レンズは3群4枚テッサー型のロッコール45mmF2.8。
- ユニオマットII(1961年(昭和36年)10月発売) - デザインの小変更に留まる。
- ユニオマットIII(1964年(昭和39年)6月発売) - セレンがリング状になるなど大きく改良された。
[編集] ミノルタハイマチック/アンスコオートセットシリーズ
- ハイマチック(1961年(昭和36年)12月発売)/アンスコオートセット - ハイマチックは大口径ロッコールPF45mmF2レンズを積みながらもプログラムAE専用とした距離計連動カメラ。ユニオマットでは連動していなかったセレン露出計とプログラムシャッターを連動させ、ピントを合わせてシャッターボタンを押すだけの簡単操作カメラになった。シャッターはプログラムシャッターのシチズンユニE。アンスコへのOEM製品アンスコオートセットは装着レンズが45mmF2.8で、ジョン・グレンの私物としてマーキュリー6号「フレンドシップ7」に搭載されて初めて宇宙に飛んだカメラ[2]となり、この際「グレン効果」の撮影に成功している。
- ハイマチック7(1963年(昭和38年)12月発売) - 輸出を意識していたハイマチックのデザインを一新して、前面にあったシャッターボタンをトップカバー上にするなどの変更をしたモデル。初期ハイマチックシリーズの基本形となった。距離計連動式、CdS露出計によるプログラムAEで、シャッターがセイコーLAに変更されてマニュアル露出が可能になった。レンズはロッコールPF45mmF1.8。アンスコオートセットがフレンドシップ7号に使用されたことから名称に「7」を採用した[3]モデル。
- ハイマチック9(1966年(昭和41年)3月発売) - CdS露出計によるプログラムAEおよびマニュアル露出方式の距離計連動カメラ。セイコーFLAシャッターを装備し、フラッシュマチックとフィルムインジケータ[4]が追加された。上下分割測光であるCLC測光採用。レンズはロッコールPF45mmF1.7。
- ハイマチック7s(1966年(昭和41年)8月発売) - CdS露出計によるプログラムAEおよびマニュアル露出方式の距離計連動カメラ。ハイマチック9のフラッシュマチックを省略した機種。装着レンズはロッコールPF45mmF1.8。上下分割測光であるCLC測光採用。1971年(昭和46年)に登場したブラックモデルは輸出専用。
- ハイマチック11(1969年(昭和44年)10月発売) - CdS露出計によるプログラムAEおよびシャッター速度優先AE方式の距離計連動カメラ。レンズはロッコール45mmF1.7。シャッターをセイコーALAに変更したためプログラムAEの他シャッター速度優先AEが可能になり、代わりにマニュアル露出は外された。CLC測光方式。
- ハイマチックC(1969年(昭和44年)10月発売)/ハイマチック5(1971年(昭和46年)9月発売) - 3点ゾーンフォーカス式で、レンズは沈胴式のロッコール40mmF2.7。レンズ構成記号がないが、3群3枚構成である。CdSによるシャッター速度優先AEを装備する。シャッターは簡易型のセイコーBSで、シャッター速度は1/30、1/250秒の2速[5]。ハイマチック5はブラックペイントでレンズを固定鏡胴化した輸出版。
- ハイマチックE(1971年(昭和46年)2月発売)/ハイマチックES(1973年(昭和48年)6月発売) - CdS露出計とセイコーESF電子シャッターによるプログラムAE方式の距離計連動カメラ。レンズはロッコールQF40mmF1.7。専用フラッシュでオート調光可能。ハイマチックESは輸出版。
- ハイマチックF(1972年(昭和47年)6月発売)/ハイマチックFPブラック(1974年(昭和49年)10月発売)/ハイマチックCS(1972年(昭和47年)発売)/ハイマチックCSII(1978年(昭和53年)発売) - ハイマチックEの下位モデルとして開発された。レンズはロッコール38mmF2.7。CdS測光で、セイコーESL電子制御シャッターによるプログラムAE。ハイマチックFPブラックとハイマチックCS・ハイマチックCSIIは輸出版で、ブラックペイント仕上げのみ。ハイマチックCS・ハイマチックCSIIにはセルフタイマーがない。
- ハイマチックG(1974年(昭和49年)10月発売)- ゾーンフォーカス式、CdS測光、コパル機械式プログラムシャッター装備。レンズはロッコール38mmF2.8。
- ハイマチック7sII(1977年(昭和52年)発売)- 距離計連動式、CdS測光、コパル機械式シャッターによるシャッター速度優先AEおよびマニュアルカメラ。レンズはロッコール40mmF1.7。輸出専用。
- ハイマチックS(1977年(昭和52年)6月発売)/ハイマチックSD (1977年(昭和52年)6月発売)- ゾーンフォーカス式のコンパクトカメラで、レンズはロッコール38mmF2.7。ミノルタで初のフラッシュ内蔵機種。感電防止のため、プラスチック製のボディとなった。CdS測光、セイコーESF電子シャッターによるプログラムAE方式。ハイマチックSDは日付写し込み機能を装備している。
- ハイマチックAF(1979年(昭和54年)9月発売)パッシブ式オートフォーカスのコンパクトカメラで、レンズはロッコール38mmF2.8。ミノルタで初のオートフォーカス機種。CdS測光、セイコーESF電子シャッターによるプログラムAE方式。
- ハイマチックAF2(1981年(昭和56年)3月発売)/ハイマチックAF-D (1981年(昭和56年)3月発売)- アクティブ式オートフォーカスのコンパクトカメラで、レンズはミノルタレンズ38mmF2.8。測距センサーがアクティブ式になったため暗所でも測距性能が低下しなくなったが、ハイマチックAFにあったフォーカスロック機能はなくなった。CdS測光、セイコーESF電子シャッターによるプログラムAE方式。ハイマチックAF-Dは日付写し込み機能を装備している。
- ハイマチックS2(1981年(昭和56年)発売)/ハイマチックSD2 (1981年(昭和56年)発売)- ゾーンフォーカス式のコンパクトカメラで、レンズはミノルタレンズ38mmF2.8。ハイマチックSおよびハイマチックSDの後継機種。CdS測光、セイコーESF電子シャッターによるプログラムAE方式。セルフタイマーが機械式から電子式になった。ハイマチックSD2は日付写し込み機能を装備している。ハイマチックS2の輸出用生産分はセルフタイマーを搭載していない。
- ハイマチックG2(1981年(昭和56年)発売)- ゾーンフォーカス式、CdS測光、機械式プログラムシャッター装備。ハイマチックGの後継機種。レンズはミノルタレンズ38mmF2.8。輸出専用。
- ハイマチックGF(1981年(昭和56年)発売)/ハイマチックGFレッド (1984年(昭和59年)発売)/ハイマチックGFブルー (1985年(昭和60年)発売)- 輸出専用の簡易カメラ。4点ゾーンフォーカスで単速シャッター、お天気マークで絞りを変化させる。レンズはミノルタレンズ38mmF4。CdSによりストロボ発光指示を点灯させる。ハイマチックシリーズ中唯一AEを装備しないカメラである。セルフタイマーがついているものとついていないものがある。
- ハイマチックAF-2 M(1982年(昭和57年)3月発売)/ハイマチックAF-2 MD (1982年(昭和57年)9月発売)- アクティブ式オートフォーカスのコンパクトカメラで、レンズはミノルタレンズ38mmF2.8。フィルム巻き上げ・巻き戻しがモーター化されたハイマチック最終機種。CdS測光、セイコーESF電子シャッターによるプログラムAE方式。ハイマチックAF-2 MDは日付写し込み機能を装備している。
[編集] ミノルタエレクトロショット
- ミノルタエレクトロショット (1965年(昭和40年)発売)- セイコーのES電子プログラムシャッターを装備して露出の完全自動制御を実現した、初期の電子シャッターカメラ。距離計連動式で、レンズはロッコールQF40mmF1.8。当時はまだ電子シャッターの技術が未熟だったため故障が多発した。プログラムAE専用で、部品の多くがハイマチックシリーズと共通である。
[編集] ミノルチナシリーズ
操作性や機能を犠牲にせずに小型化したシリーズ。マイナーチェンジにより、後期のALシリーズになる。
- ミノルチナP (1964年(昭和39年)9月発売)- ミノルタミノルチナSの下位モデルとして同時発売された。ハイマチックの廉価版として販売されていたユニオマットの小型版という位置づけで、レンズはロッコール38mmF2.8。距離計は省略し目測式となった。セレン露出計を内蔵する。シャッターはシチズンPでユニオマットと同様の手動プログラム式である。発売当時、ライカ判でここまで小さいカメラは珍しく、小型カメラは高級感に欠けるとされなかなか市場に受け入れられなかった。
- ミノルチナS/ミノルタAL-s(1964年(昭和39年)11月発売) - セレン連動露出計を内蔵するマニュアル露出の距離計連動式カメラ。セイコーSLVシャッターを装備。AEカメラが普及してもやや上級向けとして販売され続けていたが機能的にはすでに陳腐化していたマニュアルカメラを小型化することにより気軽に高度な撮影を楽しめることを狙って開発された機種。連動距離計、連動露出計、大口径ロッコールQF40mmF1.8レンズを持ち合わせていながら当時としては非常に小型のカメラだった。しかし、普及機は自動露出が当たり前となり、一方本格的なマニュアル撮影をするカメラを小さくする必要はないという風潮があり、あまり売れなかった。輸出用にはミノルタAL-sとして販売された。
- ミノルタALS (1966年(昭和41年)4月発売)- ミノルタミノルチナSのセレン露出計をCdS露出計に変更したもの。AE専用機ハイマチックのマニュアル版としてしばらく併売されていたAL-2の販売が終了すると、もともと海外向けにミノルチナSがAL-sとして販売されていたこともあり、ミノルチナシリーズの後継機が新たにALの名称を引き継ぐようになった。そのトップバッターとして発売されたのが本機である。ミノルタAL-sとは名称が似ているが、別のカメラである。
- ミノルタAL-F(1967年(昭和42年)7月発売) - ミノルタミノルチナPの後継モデルとして開発された距離計連動カメラ。すでにミノルチナS/ミノルチナPを発売した時点で、他社はマニュアル専用機の販売をほとんど終了しており、ALシリーズを名乗るAL-Fにもシャッター優先式AEが装備されることとなった。CLC測光方式のCdS露出計によるAE専用で連動距離計を装備、ミノルチナPとは性格が異なるカメラになった。フラッシュマチックも追加されている。
- ミノルタAL-E(1968年(昭和43年)9月発売)- CdS露出計とシチズンVEシャッターによるシャッター速度優先EE・距離計連動カメラ。ALシリーズ最終機種。この年にはさすがに上級機もAEを装備しないわけには行かなくなったため、ALSをベースにシャッター優先AEを装備し発売された。しかしこの年はコンパクトカメラの祖として名高いコニカC35が発売され大ヒット、またしても売れ行きは不調、シリーズ全体としてもAL-Eを最後として大きな販売成績を残すことなく終焉した。
[編集] ミノルタレポシリーズ
24×18mm(ハーフ)判カメラ。ロングセラーであったミノルタ16シリーズを擁しそれとの競合を恐れて24×18mm判参入は遅れた。ミノルチナシリーズをベースとしている。2機種を出したところでハーフ判ブームが去った。
- ミノルタレポ(1963年(昭和38年)8月発売) - ミノルチナPをハーフサイズにしたような手動プログラム式のカメラ。レンズは3群4枚ロッコール30mmF2.8固定。初期型と後期型があり、ファインダー周りのデザインに差異がある。
- ミノルタレポS(1964年(昭和39年)11月発売) - ミノルチナSをハーフサイズにしたような性格のカメラ。レンズは5群6枚ロッコールPF32mmF1.8。
[編集] ミノルタAF-C
- ミノルタAF-C(1983年(昭和58年)2月発売)- バリアタイプのオートフォーカスコンパクトカメラ。ハイマチックAFの時代と比べ著しい小型化と軽量化が図られている。アクティブ型オートフォーカス、レンズはミノルタレンズ35mmF2.8(6群6枚)。
フラッシュは着脱式。
[編集] ミノルタAF-Sシリーズ
- ミノルタAF-Svクオーツ(1983年(昭和58年)6月発売)/ミノルタAF-Sクオーツ(1983年(昭和58年)6月発売)- ミノルタAF-Svクオーツは音声による操作方法やお知らせなどを案内する機能を搭載した機種。喋るカメラとして有名になった。ハイマチックAF系カメラはゾーンフォーカスカメラをオートフォーカスカメラに焼きなおしたものという性格が強かったが、最初からオートフォーカスカメラとして設計しなおした機種でもある。クオーツ素子によるオートデート機能を搭載している。アクティブ型オートフォーカスでレンズはミノルタレンズ35mmF2.8。ミノルタAF-Sクオーツは、ミノルタAF-Svクオーツから音声お知らせ機能を取り去った機種。
- ミノルタAF-Sトークマン(1984年(昭和59年)9月発売)- ミノルタAF-Svクオーツにグリップを取り付け、デザインを小変更した機種。音声お知らせ機能をアピールするため、カメラ正面右側に「TALKMAN」とプリントされた。
- ミノルタAF-Sクオーツデート(1984年(昭和59年)9月発売)- ミノルタAF-Sトークマンから音声お知らせ機能を取り去った機種であり、実質的にミノルタAF-Sクオーツの塗色違いモデル。
[編集] ミノルタAF-E
- ミノルタAF-Eクオーツデート(1984年(昭和59年)7月発売)/ミノルタaf-eクオーツデート(1985年(昭和60年)3月発売)/ミノルタフリーダムII (1984年(昭和59年)11月発売)- レンズキャップ不要のバリアタイプ設計で大幅に小型軽量化したオートフォーカスコンパクトカメラ。アクティブ式オートフォーカスでレンズはミノルタレンズ35mmF3.5。通常モデルのほかに、アンドレ・クレージュがデザインに関わったバリエーションモデル(名称は小文字のaf-e)が存在する。海外には通常モデルからクオーツデートを取り去ったミノルタフリーダムIIとして販売された。
[編集] ミノルタマックシリーズ
単焦点および二焦点レンズを装備した全自動コンパクトカメラ。
- ミノルタAFテレクオーツデート(1985年(昭和60年)8月発売) - 後のマックシリーズの原型となった。レンズは二焦点式でミノルタレンズ38mmF2.8および60mmF4.3。
- ミノルタマック7(1986年(昭和61年)3月発売)/ミノルタマック7クオーツデート(1986年(昭和61年)3月発売)- レンズはミノルタレンズ35mmF2.8。日付写しこみ機能のついたミノルタマック7クオーツデートも同時発売された。
- ミノルタマックデュアルクオーツデート(1987年(昭和62年)3月発売)- レンズは二焦点式でミノルタレンズ35mmF3.5および50mmF5.6。
- ミノルタマックオートクオーツデート(1987年(昭和62年)5月発売)- レンズはミノルタレンズ35mmF4.5。
- ミノルタマックデュアルシルバー/レッド(1988年(昭和63年)2月発売)- ミノルタマックデュアルクオーツデートのカラーバリエーションモデル。
- ミノルタマックテレクオーツデート(1988年(昭和63年)6月発売)/ライカAF-C1クオーツデート - レンズはミノルタレンズ38mmF2.8および80mmF5.6。付属の取扱説明書には「マックテレ80」と記載されている。ライカAF-C1クオーツデートは独エルンスト・ライツ社向けにOEMとして製造された。専用105mmテレコンバージョンレンズや特殊効果フィルターセットも発売された。
- ミノルタマックズーム90クオーツデート(1989年(平成元年)3月発売)- ミノルタのコンパクトカメラとしてはじめてズームレンズを装備した機種。レンズはミノルタレンズ38-90mmF3.5-7.5。
- ミノルタマックテレ60クオーツデート(1989年(平成元年)7月発売)- レンズは二焦点式ミノルタレンズ38mmF4および60mmF7。
- ミノルタマックメイトクオーツデート(1989年(平成元年)8月発売)- レンズはミノルタレンズ35mmF4.5。生活防水構造。
- ミノルタマックズーム65クオーツデート(1989年(平成元年)8月発売)- レンズはミノルタレンズ38-65mmF4.5-7.2。
- ミノルタマック35クオーツデート(1990年(平成2年)6月発売)- レンズはミノルタレンズ35mmF4.5。
- ミノルタAFツイン28クオーツデート(1991年(平成3年)3月発売)- レンズはミノルタレンズ28mmF4および40mmF5.6の二焦点式。マックという文字が入っていないが、マックシリーズの流れを汲むカメラである。
[編集] ミノルタFSシリーズ
固定焦点コンパクトカメラシリーズ。「FS-E」シリーズはプログラムAE、「FS-35」シリーズは露出固定。
- ミノルタFS-E (1985年(昭和60年)3月発売)- ミノルタAF-Eのオートフォーカスを省略して固定焦点とした機種。黒と赤のカラーバリエーションがある。レンズはミノルタレンズ35mmF4.5。
- ミノルタFS-EII (1987年(昭和62年)9月発売)- ミノルタマックオートクオーツデートのオートフォーカスとクオーツデートを省略して固定焦点とした機種。レンズはミノルタレンズ35mmF4.5。
- ミノルタFS-EIIIクオーツデート (1989年(平成元年)7月発売)- ミノルタFS-EIIにクオーツデートを追加した機種。レンズはミノルタレンズ35mmF4.5。
- ミノルタFS-35クオーツデート (1990年(平成2年)5月発売)- レンズはミノルタレンズ35mmF4.5。
- ミノルタFS-35II (1991年(平成3年)11月発売)- レンズはミノルタレンズ35mmF4.5。クオーツデートは搭載していない。
- ミノルタメモリーメーカー (1992年(平成4年)6月発売)- ミノルタFS-35IIのフィルム巻き上げ・巻き戻しをモーターからノブ・クランクによる手動式にした輸出用機種。レンズはミノルタレンズ35mmF4.5。
[編集] ミノルタウェザーマチックシリーズ
全天候型の防水防塵カメラ。110フィルム、IX240フィルムを使用するモデルもある。
- ミノルタウェザーマチックデュアル35(1987年(昭和62年)10月発売)- ミノルタマックデュアルクオーツデートをベースにした全天候型防水オートフォーカスコンパクトカメラ。レンズはミノルタレンズ35mmF3.5および50mmF5.6の二焦点式。水深5mまで潜水撮影可能。水中では自動的にピント固定モードになる。日付写しこみ機能はない。別売のスポーツファインダーを取り付け可能。
[編集] ミノルタプロッド20's
- ミノルタプロッド20's(1990年(平成2年)8月発売)- クラシカルなデザインが特徴の全自動コンパクトカメラ。日本国内市場にのみ20,000台限定で発売された。アクティブオートフォーカスのプログラムAEカメラでレンズはミノルタレンズ35mmF4.5。
[編集] ミノルタP'sシリーズ
オートフォーカス・上下マスク式パノラマ撮影専用コンパクトカメラ。
- ミノルタP's(1990年(平成2年)11月発売)- レンズはミノルタレンズ24mmF4.5。
- ミノルタP'sグリーン(1991年(平成3年)4月発売)/ミノルタP'sゴールド(1991年(平成3年)6月発売)/ミノルタP'sレッド(1991年(平成3年)9月発売)- ミノルタP'sのカラーバリエーションモデル。
[編集] ミノルタピコ
- ミノルタピコ(1991年(平成3年)11月発売) - オートフォーカス・プログラムAEの小型コンパクトカメラ。レンズはミノルタレンズ34mmF3.5(3群3枚)。
[編集] ミノルタアペックスシリーズ
全自動コンパクトカメラ。カメラを構えるだけでピント・露出に加え、アドバンスドパワーズーム(APZ )と称してズームが自動で作動しゼロタイムオートのさきがけとなった機種だが、構図までカメラが決めてしまうため多くのユーザーから行過ぎた自動化であると敬遠された。
- ミノルタアペックス105(1990年(平成2年)9月発売) - この機種のみ扁平なボディーで、双眼鏡のようにホールディングする。非球面を含む3群12枚のミノルタレンズ35-105mmF4-6.7を固定装着。アタッチメントφ40.5mmねじ込み。2分割測光のプログラムAE。オートフォーカスはTTL位相差検出式で動体予測。ミノルタα-8700iのミール限定仕様と同色のパールホワイトの他黒ボディーもある。
- ミノルタアペックス70(1992年(平成4年)1月発売)- レンズはミノルタレンズ35-70mmF3.5-6.5。
- ミノルタアペックス90クオーツデート(1992年(平成4年)3月発売) - ミノルタレンズ38-90mmF3.5-7.7固定装着。
- ミノルタアペックス90パノラマ(1993年(平成5年)発売)- ミノルタアペックス90クオーツデートにパノラマ撮影用アダプターを付属したもの。
- ミノルタアペックスZF900(1992年(平成4年)11月発売)- フラッシュがレンズのズーミングに合わせて照射角を変えるズームフラッシュを装備。レンズはミノルタレンズ38-90mmF3.5-7.7。
[編集] ミノルタパノラマシリーズ
パノラマモード付き全自動コンパクトカメラ。
- ミノルタパノラマツイン(1992年(平成4年)7月発売)- レンズはミノルタレンズ30mmF3.9および50mmF6.3の二焦点式。カメラには「P-TWIN」と書かれている。
- ミノルタパノラマズーム7クオーツデート(1993年(平成5年)6月発売)- レンズはミノルタレンズ35-70mmF3.8-7.2。
- ミノルタパノラマズーム105クオーツデート(1993年(平成5年)9月発売)/ミノルタパノラマズーム105クオーツデート メタリック(1994年(平成6年)6月発売)- レンズはミノルタレンズ38-105mmF3.5-9.2。ミノルタパノラマズーム105クオーツデート メタリックは後から追加されたカラーバリエーションモデル。
- ミノルタパノラマズーム5クオーツデート(1993年(平成5年)9月発売)- レンズはミノルタレンズ38-60mmF4.3-6.4。
- ミノルタパノラマズーム7クオーツデートTS(1993年(平成5年)11月発売)- ミノルタパノラマズーム7クオーツデートに小型の三脚を内蔵したもの。
- ミノルタパノラマズーム28クオーツデート(1994年(平成6年)5月発売) - レンズはミノルタレンズ28-70mmF3.5-8.4。
- ミノルタパノラマズーム135クオーツデート(1994年(平成6年)7月発売)/ミノルタパノラマズーム135クオーツデート チタンカラー(1995年(平成7年)3月発売)- レンズはミノルタレンズ38-135mmF3.5-9.2。ミノルタパノラマズーム135クオーツデート メタリックは後から追加されたカラーバリエーションモデル。
[編集] ミノルタカピオスシリーズ
全自動オートフォーカスコンパクトカメラ。全機種が電動ズームレンズを装備する。
- ミノルタカピオス20(1995年(平成7年)1月発売)- アクティブオートフォーカス方式。レンズはミノルタレンズ35-70mmF4.5-8.4マクロ。
- ミノルタカピオス25(1995年(平成7年)3月発売)- アクティブオートフォーカス方式。レンズはミノルタレンズ28-70mmF3.5-8.4マクロ。
- ミノルタカピオス115(1995年(平成7年)6月発売)- パッシブオートフォーカス方式。レンズはミノルタレンズ38-115mmF3.5-9.9マクロ。
- ミノルタカピオス140(1995年(平成7年)6月発売)- パッシブオートフォーカス方式。レンズはミノルタレンズ38-140mmF3.5-9.4マクロ。
- ミノルタカピオス75(1997年(平成9年)11月発売)- パッシブオートフォーカス方式。レンズはミノルタレンズ28-75mmF3.5-8.9マクロ。
- ミノルタカピオス125(1998年(平成10年)9月発売)- パッシブオートフォーカス方式。レンズはミノルタレンズ39-125mmF3.6-10.9マクロ。スポット測光機能を持つ。
- ミノルタカピオス150S(2000年(平成12年)4月発売)- パッシブオートフォーカス方式。レンズはミノルタレンズ37.5-150mmF5.4-11.9。
- ミノルタカピオス125S(2000年(平成12年)5月発売)- パッシブオートフォーカス方式。レンズはミノルタレンズ37.5-125mmF5.4-10.3。
- ミノルタカピオス115S(2001年(平成13年)2月発売)- パッシブオートフォーカス方式。レンズはミノルタレンズ37.5-115mmF5.4-10.9。
- ミノルタカピオス160A(2002年(平成14年)2月発売)- CCD素子によるパッシブ型測距センサーを搭載し、オートフォーカス一眼レフカメラのようにファインダー内に測距点を赤く点灯表示する機能を持つ。125分割測光SPD露出計によるプログラムAE。レンズはミノルタレンズ37.5-160mmF5.4-12.4。
- ミノルタカピオス140A(2002年(平成14年)2月発売)- ミノルタカピオス160Aのレンズをミノルタレンズ37.5-140mmF5.4-11.7に変更したもの。
- ミノルタカピオス130S(2002年(平成14年)5月発売)- アクティブオートフォーカス方式。レンズはミノルタレンズ37.5-130mmF5.4-10.5。
[編集] ミノルタ/コニカミノルタズームシリーズ
全自動オートフォーカスコンパクトカメラ。全機種が電動ズームレンズを装備する。カピオスシリーズの後継シリーズ。
- ミノルタズーム110デート(2002年(平成14年)5月発売)- アクティブオートフォーカス方式。レンズはミノルタレンズ38-110mmF5.4-10.5。35mmフィルムコンパクトカメラにおける、ミノルタ単独ブランドの最終機種。
- コニカミノルタズーム130cデート(2004年(平成16年)3月発売)- アクティブオートフォーカス方式。レンズはコニカミノルタレンズ38-130mmF5.4-12.5。
- コニカミノルタズーム160cデート(2004年(平成16年)12月発売)- アクティブオートフォーカス方式。レンズはコニカミノルタレンズ37.5-160mmF5.4-12.4。
- コニカミノルタズーム80cデート(2005年(平成17年)1月発売)- アクティブオートフォーカス方式。レンズはコニカミノルタレンズ35-80mmF5.6-12。ミノルタおよびコニカミノルタのコンパクトカメラ最終機種。
[編集] ミノルタCLシリーズ
ライカMマウントのレンジファインダーカメラ。
[編集] CLシリーズボディー
- ライツミノルタCL/ライカCL (1973年(昭和48年)11月発売)- エルンスト・ライツ(現ライカ)とミノルタが共同開発したレンジファインダーカメラ。マウントはライカMマウント。ライカM5を小型化したような設計で、シャッターも縦走行ながらメカニズムは横走行シャッターの機構を用いるなど様々な工夫が見られる。ボディーはエルンスト・ライツにOEMされライカCLとなった。
- ミノルタCLE (1981年(昭和56年)2月発売)- ライツミノルタCLの後継機。絞り優先AEが可能。当初はライツと共同開発を予定していたが最終的にはミノルタ単独開発となった。ミノルタ最後のレンズ交換式レンジファインダーカメラになった。後にコニカミノルタとなってからヘキサーRFを販売したがこれはコニカがミノルタと合併する前に開発したカメラである。1984年(昭和59年)6月には限定金色バージョンが発売された。
[編集] CLシリーズ用レンズ
ライツミノルタCLとともに販売された傾斜カムの製品とミノルタCLEとともに販売された平行カムの製品がある。傾斜カムの製品についてはライカMシリーズに使用したときの距離計連動精度に疑問を持つ意見がある。詳細はライカマウントレンズの一覧参照。
[編集] ミノルタTC-1
- ミノルタTC-1 (1996年(平成8年)発売)- 超小型高級コンパクトカメラ。レンズには、カメラグランプリを受賞した「Gロッコール28mmF3.5」とともにスライドレバーによる差し替え型の完全円形絞りが採用されている。名前の由来は「The Camera」。Gロッコールレンズは後にLマウントの単体レンズとして限定発売された。
[編集] ミノルタER
- ミノルタER(1963年(昭和38年)発売) - 輸出向けの廉価レンズシャッター式一眼レフで、国内には販売されていない。セレン光電池による露出計を内蔵し、シャッター速度優先AEが可能シャッターはBを除く1/30秒以下が省かれており、レンズはロッコールTD45mmF2.8が固定されており交換できない。このレンズは1964年に自動絞り付のSRマウントレンズとして、SR-1とセットで少数販売されたが、これが日本初の一眼レフ用薄型標準レンズ(いわゆるパンケーキレンズ)である。
[編集] ミノルタSRマウント一眼レフ
ミノルタSRマウントのマニュアルフォーカス一眼レフ。