愛知郡 (愛知県)
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愛知郡(あいちぐん)は、愛知県名古屋市の東に位置する郡。人口91,672人、面積39.57km²、人口密度2,320人/km²。(2008年10月1日、推計人口)
以下の2町を含む。
両町の間には日進市がある。
[編集] 歴史
名古屋県が愛知県に改称(1872年)する際、県庁所在地の郡名(愛知郡名古屋)が県名に採用された由緒ある郡。愛知県発足当時、愛知郡は、第一大区(愛知郡名古屋など)と第二大区(その他の愛知郡が更に13小区分割)に区分された後、1876年、従来の第一大区は第一区となり、第二大区は、第二区となった。1878年、郡区町村編制法により愛知郡内の名古屋が名古屋区(1889年、市制施行し名古屋市)として分離独立した。1896年以降、御器所村の一部、那古野村、古沢村の一部、熱田町(現在の熱田区)、小碓村等が名古屋市へ編入された。その後も周辺町村の名古屋市への編入が進み、更に名鉄豊田線開通後の人口増を受けて日進町が市制施行するなどの形で、現在は上記の2町のみとなっている。
[編集] 沿革
- 1889年10月1日 - 市制・町村制施行により、愛知郡に熱田町・鳴海町と46の村が成立。(2町46村)
- 1897年7月12日 - 呼続村が町制施行し呼続町となった。(3町45村)
- 1898年8月22日(3町43村)
- 那古野村と古沢村の一部が名古屋市に編入された。
- 古沢村の残部が熱田町に編入した。
- 1902年2月13日 - 千種村が町制施行して千種町となった。(4町42村)
- 1904年12月10日 - 笈瀬村が町制・改称して愛知町となった。(5町41村)
- 1906年5月10日(5町17村)
- 鍋屋上野村と田代村が合併して東山村となった。
- 長湫村、上郷村、岩作村が合併して長久手村となった。
- 高社村、猪子石村が合併して猪高村となった。
- 幡野村、山口村が合併して幡山村となった。
- 諸和村、春木村が合併して東郷村となった。
- 香久山村、白山村、岩崎村が合併し、日進村となった。
- 沓掛村、豊明村が合併し、豊明村となった。
- 広路村、御器所村が合併し、御器所村となった。
- 笠寺村、鳴尾村、星崎村が合併して笠寺村となった。
- 岩塚村、柳森村、松葉村が合併して常磐村となった。
- 鷹場村、日比津村、織豊村が合併して中村となった。
- 荒子村、御厨村、一柳村が合併して荒子村となった。
- 明徳村、寛政村、宝田村が合併して小碓村となった。
- 瑞穂村、弥富村、島野村、植田村、平針村が合併して天白村となった。
- 1907年6月1日 - 熱田町が名古屋市に編入された。(4町17村)
- 1917年7月6日 - 下之一色村が町制施行し下之一色町となった。(5町16村)
- 1921年8月22日 - 中村、千種町、東山村、愛知町、常磐村、御器所村、荒子村、笠寺村、呼続町、八幡村、小碓村、西春日井郡金城村、枇杷島町、六郷村、杉村、清水町が名古屋市に編入された。(2町7村)
- 1928年3月15日 - 天白村の一部が名古屋市に境界変更した。
- 1937年3月1日 - 下之一色町が名古屋市に編入された。(1町7村)
- 1955年2月11日 - 幡山村が瀬戸市に編入された。(1町6村)
- 1955年4月5日(1町4村)
- 1957年1月1日 - 豊明村が町制施行して豊明町となった。(2町3村)
- 1958年1月1日 - 日進村が町制施行して日進町となった。(3町2村)
- 1963年4月1日 - 鳴海町が名古屋市緑区に編入された。(2町2村)
- 1970年4月1日 - 東郷村が町制施行して東郷町となった。(3町1村)
- 1971年4月1日 - 長久手村が町制施行して長久手町となった。(4町)
- 1972年8月1日 - 豊明町が市制施行して豊明市となった。(3町)
- 1994年10月1日 - 日進町が市制施行して日進市となった。(2町)
| 明治22年以前 | 1889年10月1日 | 1889年 - 1926年 | 1927年 - 1954年 | 1955年 - 1988年 | 1989年 - 現在 | 現在 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 名古屋市 | 名古屋市 | 名古屋市 | 名古屋市 | 名古屋市 | 名古屋市 | 名古屋市 | 名古屋市 | |
| 那古野村 | 1898年8月22日 名古屋市に編入 |
|||||||
| 古沢村 | ||||||||
| 1898年8月22日 熱田町に編入 |
1907年6月1日 名古屋市に編入 |
|||||||
| 熱田町 | 熱田町 | |||||||
| 千種村 | 1902年2月13日 町制 |
1921年8月22日 名古屋市に編入 |
||||||
| 笈瀬村 | 1904年12月10日 町制・改称して愛知町 |
1921年8月22日 名古屋市に編入 |
||||||
| 呼続村 | 1897年7月12日 町制 |
1921年8月22日 名古屋市に編入 |
||||||
| 鷹場村 | 1906年5月10日 中村 |
1921年8月22日 名古屋市に編入 |
||||||
| 日比津村 | ||||||||
| 織豊村 | ||||||||
| 鍋屋上野村 | 1906年5月10日 東山村 |
1921年8月22日 名古屋市に編入 |
||||||
| 田代村 | ||||||||
| 岩塚村 | 1906年5月10日 常磐村 |
1921年8月22日 名古屋市に編入 |
||||||
| 柳森村 | ||||||||
| 松葉村 | ||||||||
| 御器所村 | 1906年5月10日 御器所村 |
1921年8月22日 名古屋市に編入 |
||||||
| 広路村 | ||||||||
| 荒子村 | 1906年5月10日 荒子村 |
1921年8月22日 名古屋市に編入 |
||||||
| 御厨村 | ||||||||
| 一柳村 | ||||||||
| 笠寺村 | 1906年5月10日 笠寺村 |
1921年8月22日 名古屋市に編入 |
||||||
| 鳴尾村 | ||||||||
| 星崎村 | ||||||||
| 八幡村 | 八幡村 | 1921年8月22日 名古屋市に編入 |
||||||
| 明徳村 | 1906年5月10日 小碓村 |
1921年8月22日 名古屋市に編入 |
||||||
| 寛政村 | ||||||||
| 宝田村 | ||||||||
| 下之一色村 | 1917年7月6日 町制 |
1937年3月1日 名古屋市に編入 |
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| 瑞穂村 | 1906年5月10日 天白村 |
天白村 | 1955年4月5日 名古屋市昭和区に編入 |
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| 弥富村 | ||||||||
| 島野村 | ||||||||
| 植田村 | ||||||||
| 平針村 | ||||||||
| 高社村 | 1906年5月10日 猪高村 |
猪高村 | 1955年4月5日 名古屋市千種区に編入 |
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| 猪子石村 | ||||||||
| 鳴海町 | 鳴海町 | 鳴海町 | 1963年4月1日 名古屋市緑区に編入 |
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| 豊明村 | 1906年5月10日 豊明村 |
豊明村 | 1957年1月1日 町制 |
1972年8月1日 市制 |
豊明市 | 豊明市 | ||
| 沓掛村 | ||||||||
| 香久山村 | 1906年5月10日 日進村 |
日進村 | 1958年1月1日 町制 |
1994年10月1日 市制 |
日進市 | |||
| 白山村 | ||||||||
| 岩崎村 | ||||||||
| 諸和村 | 1906年5月10日 東郷村 |
東郷村 | 1970年4月1日 町制 |
東郷町 | 東郷町 | |||
| 春木村 | ||||||||
| 長湫村 | 1906年5月10日 長久手村 |
長久手村 | 1971年4月1日 町制 |
長久手町 | 長久手町 | |||
| 上郷村 | ||||||||
| 岩作村 | ||||||||
| 幡野村 | 1906年5月10日 幡山村 |
幡山村 | 1955年2月11日 瀬戸市に編入 |
瀬戸市 | 瀬戸市 | |||
| 山口村 | ||||||||
愛知郡(あいちのこおり)は尾張国の郡。後に、愛智(あいち)郡という表記も使うようになった。
愛知郡の最も古い記述は、平城京出土木簡で、尾張国愛知郡と記載されている。万葉集(759年以降成立)に初出の年魚潟(あゆちがた)を、この愛知郡と結びつける説もある。万葉集は、上代仮名遣いを使用しているからである。
近江国愛智(えち)郡との違いに注意。
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