Microsoft Windows 2000
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| Windows 2000 | |
| Microsoft Windows NT 系 | |
| 開発者 | |
| マイクロソフト | |
| 公式サイト:www.microsoft.com/japan/windows2000 | |
| リリース情報 | |
| リリース日: | 2000年2月17日 出典 |
| 現行バージョン: | 5.0 (SP4 Rollup 1 v2) (2005年9月13日)出典 |
| ソースコード モデル: | MS-SSI |
| ライセンス: | Microsoft EULA |
| カーネル様式: | ハイブリッドカーネル |
| サポート状況 | |
| 延長サポートフェーズ(終了日:2010年7月13日) | |
Microsoft Windows 2000(マイクロソフト ウィンドウズ にせん)はマイクロソフトがWindows NT 4.0の後継バージョンとして2000年に発表したWindows NT系のオペレーティングシステムである。2000年2月17日に日米欧同時発売された。略称はWin2000、Win2k、W2K。内部バージョンはWindows NT 5.0。また、Windows 2000は当初、「Windows NT 5.0」として開発・発表されていた[1]。
目次 |
[編集] 概要
Windows 2000は、Windows 9x系に比べて安定性・堅牢性に優れたNTカーネルをもとに開発され、主に業務用として位置付けられている。しかし、開発当初からWindows NT系とWindows 9x系の統合も主な目的とされていたため、一般ユーザーへも十分に対応できるようになっており、また後に発売されたWindows Meが不安定だったこともあって、実際にそういったユーザーも多かった。ただし、マイクロソフトは発売直前に時期尚早と判断し、正式な統合は次期バージョンとなるWindows XPを待つこととなる。なお、同社の家庭用ゲーム機「Xbox」には、軽量化されたWindows 2000のカーネルが採用されている。
一般ユーザー向けとして機能を充実したWindows XPよりも起動は遅いが、Windows XPよりもむしろWindows 2000の方が軽快に動作し(なお、アプリケーション起動時の物理メモリの消費量に関してはWindows XPよりWindows 2000の方が少ない)、数度のサービスパックの適用により安定性や使い勝手なども登場当初と比べると格段に向上し(当初は各種ドライバ類が少なく、特にマルチメディア関連機器の多くに非対応という弱点を抱えていたが、次第に専用もしくはWindows XP互換のドライバが開発された)、Windowsシリーズの中でも特に高く評価されているオペレーティングシステムである。Windows 2000の後にWindows XP、Windows Vistaが発売されてきた現在においても、安定性や快適性が良いために、多くのユーザーに愛用され、企業の業務端末、POS端末などでもいまだに利用され続けている。ただ、新たなアプリケーションや周辺機器、拡張カードについては、Windows 2000を対象から除外[2]するものも出始めている。
Windows NT系は移植性を高める設計が行われており、前バージョンのWindows NT 4.0ではPower PCやalphaなどの複数のプラットフォームに向けて販売されていた。しかし、IA-32以外のプラットフォームが事実上消滅してしまったため、Windows 2000ではβ3までは複数存在していたものの、結局IA-32以外の発売は取り止めとなった。また、WindowsのPC-9800シリーズへの対応も、事実上Windows 2000を最後に開発が打ち切られた。
[編集] Windows 2000の種類
Windows 2000では、ビジネスの規模や用途に応じて以下の4種類に分かれている。
- Windows 2000 Professional(クライアント PC向け)
- Windows 2000 Server(小規模サーバ向け)
- Windows 2000 Advanced Server(中規模サーバ向け)
- Windows 2000 Datacenter Server(大規模サーバ向け)
[編集] 機能
[編集] Windows 9x系統からの機能
- USBやプラグアンドプレイによる容易な周辺機器の増設
- ACPIによる電源管理機能
- Windows 98と似た外観(操作性は改良されており、利便性はかなり向上している)
- DirectXやOpenGLといったマルチメディア及びゲーム環境への対応または強化
- DVD-ROM等の大容量ディスクへの対応 など
[編集] Windows 2000での新機能
- Active Directory(Server用の機能)
- Active Directoryは、NT4.0サーバ以前に導入や利用されていた「NTドメイン」に代わる新たな概念として導入された。
- NTFS5 (NTFS2000)
- Windows NTで採用されているNTFSにさらなる改良を加えたファイルシステム。各ユーザーアカウントごとに使用できるディスク容量を制限できる「ディスククォータ」が装備された。また、ファイルシステムそのものを暗号化する機能も搭載され、セキュリティ保護に関連する機能が強化された。
- Windows/Win32 Driver Model (WDM)
- それまで、デバイスドライバは通常Windows 95とWindows NTでは異なるものが必要であった。しかし、この問題を解決するためWin32 Driver Modelが導入され、これに従って開発されたドライバはWindows 98/MeでもWindows 2000でも同じものが使えると謳われた(Windows 95とWindows NTもしくはそれ以前は未対応)。
- しかし、結果的に目論見は失敗し、Windows Driver Modelへとスケールダウンすることになる。Windows Driver ModelとWin32 Driver Modelの違いは、ドライバのバイナリ互換 (Win32 Driver Model) であるか、ソース互換 (Windows Driver Model) であるかの違いである。
- 自動インストーラへの対応
- アプリケーションを自動修復できるプログラムがある場合、備え付けのWindowsインストーラサービスによって自動的に修復される。また、Windows 98にもあったシステムまたはレジストリの自動修復機能も強化され、再セットアップ操作を極力排除している。
そのほかにも
- コンピュータアクセシビリティのサポート
- 多言語への対応
- グループポリシーによるユーザー管理の一元化
- Microsoft管理コンソールによる一部アプリケーションの統一された操作環境
- Microsoft Windows Installer 1.1の搭載
などの機能追加及び強化が図られた。
[編集] サービスパックに関して
[編集] Service Pack 1
2000年9月8日出荷開始。Outlook Express5.5を搭載した以外、不具合の修正が主で特に新機能はない。2002年8月1日にサポートが終了した。
[編集] Service Pack 2
2001年6月1日出荷開始。自動的に128ビット暗号機能がインストールされる。また、隠れた機能ではあるが互換性のないアプリケーションを仮想的に実行する互換性機能が導入される(別途使用可能にするための操作が必要になる)。2004年6月30日にサポートが終了した。
[編集] Service Pack 3
2002年8月9日出荷開始。反トラスト訴訟に基づく実装としてプログラムの追加と削除内にウェブブラウザや電子メールクライアント等の特定のアプリケーションをサードパーティ製アプリケーションに差し替える「プログラムのアクセスと既定の設定」を実装した。同一の機能がWindows XP Service Pack 1でも実装されている。また、Microsoft VMの削除や、別途レジストリの操作が必要だが137GB以上のハードディスク(48bit LBA)に対応した。2005年6月30日にサポートが終了した。
[編集] Service Pack 4
2003年7月3日出荷開始。Service Pack 4では、DVD-Audioのサポートのほか、USB 2.0やIEEE 802.11に対応し、それらの規格を標準ドライバで対応することが可能になった。
[編集] Service Pack 4 ロールアップ 1 v1
2005年6月28日公開。新しいファイルシステムフィルタマネージャが導入された[3]。しかしリリース後にいくつかの問題が発見されたため、2005年9月12日をもって公開を停止、同v2に引き継がれることとなる。
[編集] Service Pack 4 ロールアップ 1 v2
2005年9月13日公開。現在、WindowsUpdateやダウンロードセンターにアクセスすると自動的にこちらが選択される。
[編集] サポート
2005年7月20日現在、2010年6月30日までセキュリティアップデートを行う予定である[4]。
[編集] 出荷本数の推移
[編集] システム要件
Professional版について記述。
- Pentium 133MHz以上のマイクロプロセッサ(またはx86互換プロセッサ)
- メモリ 32MB以上のRAM(64MB以上を推奨、最大4GB。初期バージョン~SP2まで)
※SP3、SP4の場合64MB以上のRAM(128MB以上を推奨、最大4GB)
※Server版は128MB以上のRAM(256MB以上を推奨、最大4GB(Advanced Server版は、最大8GB)) - ハードディスク 850 MB以上の空き容量(全体として2GB以上のハードディスク容量を推奨)
※Windows2000からFAT32としてフォーマットできるのは32GBまで(Windows 98 SE以降のWindows 9xシリーズや別途のソフトウェアでフォーマットした場合は認識可能)。それ以上はNTFSでフォーマットされる。 - ディスク装置 CD-ROMまたはDVD-ROMドライブ
- ディスプレイ VGA以上の解像度を備えたディスプレイアダプタ
- 入力装置 Microsoft Mouse、もしくは互換ポインティングデバイス
[編集] 前・次のバージョン
- 前:Windows NT4.0 (Workstation・Server)
- 次:Windows XP Professional(クライアント用)、Windows Server 2003(サーバ用)
[編集] 脚注
- ^ Microsoft、NT 5.0の製品名を「Windows 2000」へ変更
- ^ iTunes7.4以降およびMicrosoft Virtual PC 2007以降など
- ^ 新 フィルタ マネージャ 機能は、 Windows 2000 で使用できます。
- ^ Windows 2000 ファミリのサポート期間
- ^ 『日経産業新聞』2000年3月7日付
- ^ 『日本経済新聞』2000年3月15日付夕刊
- ^ 『日本経済新聞』2000年4月21日付夕刊
[編集] 外部リンク
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