愛してナイト
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『愛してナイト』(あいしてないと)は、多田かおるによる少女漫画作品。「別冊マーガレット」に連載された。また、それを原作とした同名のテレビアニメ、および実写版。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
目次 |
[編集] あらすじ
お好み焼屋「まんぼう」の1人娘・"やっこ"こと三田村八重子とロックシンガー・加藤剛の乙女チックな明るい恋物語を描く。
[編集] 登場人物
- 三田村八重子(声:堀江美都子)
- このマンガの主人公で、みんなから「やっこちゃん」と呼ばれているやさしくて、とても純粋な女の子。このやっこちゃんをめぐり、さまざまな男が愛憎劇をくりひろげるのがこのマンガのストーリーの核心である。
- 加藤剛(声:ささきいさお)
- ロックバンド「ビーハイヴ」のボーカリスト。最初は意識しないながらも、少しずつ純粋で一途なやっこに惹かれていく。
- 白黒マンガではいまいちわかりづらいが、彼の髪は前面が真っ赤でそれ以外は金髪というかなりパンクな髪型をしている。(しかしビーハイヴはパンクバンドではない。)
- 加藤橋蔵(声:三田ゆう子)
- 剛の腹違いの弟で、パーマのかかった青い髪が特徴。やっこと剛を恋人どうしにさせるために、あの手この手で作戦を仕掛けるところを見ると、純粋そうにみえるがじつは計算高い園児であることがうかがえる。
- ジュリアーノ(声:雨森雅司 → 兼本新吾)
- 剛が飼っている猫で、いつも橋蔵と行動を共にしており、橋蔵が抱きかかえると前が見えなくなるくらいのデブ猫である。鳴き声が「ふみ〜」と「ぶみ〜」しか言わない。目つきがわるく、特に女性になつくことは滅多にない。お好み焼きの『ぶた玉』が好物。
- 八重子の父(三田村しげまろ)(声:青野武)
- 口は悪いが1人娘のやっこを溺愛しており、つねにやっこを監視している。人情的な話をされると、無理な頼みも断れなくなってしまう性格である。口癖は「車とわけえ男には気をつけろよ!!」である。
- 大川里美(声:森功至)
- 藤木(声:麦人)
- 東野英次(声:塩沢兼人)
- 梶原芽衣子(声:川島千代子)
- 藤田五十鈴(声:間嶋里美)
- 杉(声:堀秀行)
[編集] テレビアニメ
1983年3月1日から1984年1月24日まで火曜日19:30から20:00の時間帯においてテレビ朝日系で放送。全42話。
[編集] スタッフ
- プロデューサー:勝田稔男、武田寛(東映動画)
- 原作:多田かおる
- 音楽:青木望
- キャラクターデザイン:山口泰弘
- 作画監督:山口泰弘、笠原彰、福地信之、冨沢雄三、野田拓実、小室常夫、荒木伸吾、永樹龍博、多賀かずひろ
- 美術設定:田中資幸
- 美術:田中資幸、勝井和子、池田祐二、山本善之
- シリーズディレクター:葛西治
- 演出:葛西治、福島和美、吉沢孝男、八置繁男、正延宏三、芹川有吾、貝沢幸男、腰繁男
- コンテ:西沢信孝、福島和美
- プロデューサー:加藤守啓(テレビ朝日)、富田泰弘(東映エージエンシー)
- 脚本:馬嶋満、富田祐弘、田村多津夫
- 特殊効果:板坂泰江、中島正之、鈴城るみ子
- 撮影:池上元秋、佐野和広
- 編集:鳥羽亮一、花井正明
- 録音:波多野勲
- 効果:水野修一
- 選曲:宮下滋
- 演出助手:佐藤順一
- 製作進行:山口克己、大久保唯男、井藤誠、樋口宗久
- 記録:原芳子
- 現像:東映化学
- 製作:テレビ朝日、東映動画、東映エージェンシー
[編集] 主題歌
- OP「恋は突然」(作詞:藤公之介 作曲:小田裕一郎 編曲:久石譲 歌:堀江美都子)
- ED「ぼくのジュリアーノ」(作詞:藤公之介 作曲:小田裕一郎 編曲:久石譲 歌:平塚たかあき)
- 挿入歌「炎になれ」(歌:ビーハイヴ)
[編集] 放映リスト
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[編集] ネット局
- テレビ朝日 - 北海道テレビ放送、東日本放送、山形放送※、福島放送、新潟テレビ21(1983年10月 - )、テレビ信州、北日本放送(NTV系)※、福井放送(NTV系)※、静岡けんみんテレビ(現・静岡朝日テレビ)、名古屋テレビ放送、朝日放送、広島ホームテレビ、山口放送※、瀬戸内海放送、九州朝日放送、宮崎放送(TBS系)※、鹿児島放送
無印=同時ネット局 ※=時差ネット局
当時NNN・ANNクロスネット局だった山形放送と山口放送で時差ネットとなったのは、本来の放送日時には日本テレビ「それは秘密です!!」を放送していたため。また、こちらも当時NNN・ANNクロスネット局だった青森放送では遅れネットすらなされなかった。
[編集] 備考
- この作品タイトルのきっかけは、MBSの深夜ラジオ「ヤングタウン」だった。
- ジュリアーノを演じた雨森雅司は、近所の親父役も演じて2役をこなしていたが中途で降板(代役は兼本新吾)、番組終了後の3ヶ月後に肝硬変で急死し、この作品が遺作となった。
- 原作は関西が舞台であったが、アニメ版は東京を舞台に変えて設定されている。
- アニメのオープニングの第6話までは最初のやっこちゃんが後ろに歩いているようになってしまっているので、次の第7話からは修正されている。
- 加藤剛を演じたささきいさおは、歌の場面では歌っていなかった。これは、ささき自身がアニソン歌手・またはロカビリー歌手というイメージがある事やささき自身の歌声が演じた剛自身に似つかない所がある事やささき自身が固辞した為と思われる。その為、歌はアイ高野が歌っている。
[編集] 実写版
ネットシネマとして2004年にドラマ化されている。全12話。
- 主演:加藤未央、高田宏太郎
- 監督:大江利哉
- 配信:Yahoo! JAPAN
また、1985年頃にイタリア国内で、本作品を翻案したテレビドラマが放映された。舞台となるお好み焼き屋はPolpette(ポルペッテ、ミートボールのこと)の食堂という設定に変更されているが、やっこちゃんの父の格好は原作と同じ格好をしている。しかし、かっぽう着が理解できていないため、不思議なフリルのついた白衣をつけた格好になっている。 本編を4つのパートに分け、
- Licia dolce Licia (「リーチャ、優しいリーチャ」リーチャはやっこちゃんのイタリア名)
- Kiss me Licia (「キスしてリーチャ」なぜか英語のタイトルとなっている)
- Love me Licia (「愛してリーチャ」 これも英語タイトルとなっている)
- teneramente Licia (「愛を込めてリーチャ」)
となっている。(時系列はこの順序でなく、詳細は不明) Liciaの名前で分かるとおり登場人物の名前は変更されており、奴ちゃんの父はMarrabio(マラッビオ、怒るの意)となっている。
[編集] 関連項目
- PRESENCE - 多田の夫、西川茂が在籍していたバンド。当時メンバーだった恩田快人の話によれば、ベタ塗りやスクーリーントーンを貼ると言ったアシスタント的な手伝いを何度かしたことがあるとのこと。
- ノヴェラ - 当時、多田が入れ込んでいた日本のプログレッシブ・ロックバンドで、ビーハイヴのモデルとなったバンド。
[編集] 外部リンク
[編集] 前後番組の変遷
| テレビ朝日系 火曜19:30枠(1983年3月 - 1984年1月) | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
|
愛してナイト
※ここからアニメ枠 |
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