学習漫画
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学習漫画(がくしゅうまんが)とは、日本における漫画のジャンルの一つ。歴史やテクノロジー、経済など人々が学習する内容を文章表現ではなく漫画にすることで、読者が理解し易くしたものである。「漫」の字を現在小学校では学習しないため、実際の書籍では「学習まんが」と表記されることも多い。
子供向けのものが主であったが、近年は大人向けのものも増えている。
学習漫画は「学習する」という性質上、制作委員会などを結成して内容の構成や方向性を決め、他の漫画ジャンルほど加筆・脚色は許されない。委員会には取り上げるテーマに精通した大学教授や知識人が監修をするケースがほとんどである。
新聞や小説など活字に溢れた文章を読まない、いわゆる「活字離れ」と呼ばれる現象が顕著になった現在、学習する内容をこれら学習漫画でまかなうケースが増えてきた。またそれらの世代に向けて、学校の教科書にも漫画が掲載された経緯もあり、これについては物議を醸した。
[編集] 代表的な学習漫画
- マンガ日本の歴史 石ノ森章太郎著
- 日本の歴史を詳しく漫画で書いたもの。巻数はバージョンによって異なるが、数十巻ある。累計で800万部以上を売り上げた。
- マンガ日本経済入門 石ノ森章太郎著
- 日本経済について分かりやすく漫画化したもの。大人向けの学習漫画として話題を呼んだ。
- こんにちはマイコン すがやみつる著
- 小学館漫画賞児童部門受賞の学習漫画。ゲームセンターあらしのキャラクターがマイコンのしくみを学んでいく。
- ひみつシリーズ
- 学研の学習漫画シリーズ。同社刊行の「科学と学習」にて一定の好評を得ていた漫画形式の読み物を、実験的な試みでテーマ別に冊子としたもので1973年に刊行。大ヒットを遂げ、学習漫画躍進の契機となった。
- コロ助の科学質問箱 内山安二著
- 「ひみつシリーズ」の中でもかなり多くの読者に影響を与えた学習漫画といわれる。
- からだのひみつ
- 累計2000万部以上の売上を誇った同シリーズで最も売れた作品。
また、学習漫画ではないが、その内容が非常に学術的価値が高いものとして認められたものもある。源氏物語を忠実に再現した大和和紀の『あさきゆめみし』、横山光輝の『三国志』などが代表。


