葵徳川三代
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葵 徳川三代(あおい とくがわさんだい)は、NHKが2000年1月9日~12月17日に放送した第39作目の大河ドラマである。
| NHK大河ドラマ | ||
| 通番 | 題名 | 放映期間 |
| 第38作 | 元禄繚乱 | 1999年1月10日 ~1999年12月12日 |
| 第39作 | 葵徳川三代 | 2000年1月9日 ~2000年12月17日 |
| 第40作 | 北条時宗 | 2001年1月7日 ~2001年12月9日 |
| 葵 徳川三代 | |
|---|---|
| ジャンル | ドラマ |
| 放送時間 | 44分30秒 |
| 放送期間 | 2000年1月9日~12月17日(49回) |
| 放送国 | |
| 制作局 | 日本放送協会 |
| 製作総指揮 | 川合淳志 |
| 演出 | 重光亨彦 他 |
| 脚本 | ジェームス三木 |
| 出演者 | 津川雅彦 西田敏行 尾上辰之助 岩下志麻 樹木希林 尾上菊之助 神山繁 宍戸錠 蟹江敬三 夏八木勲 細川俊之 佐藤慶 西郷輝彦 宇津井健 林隆三 財津一郎 小林稔侍 草笛光子 小川真由美 江守徹 他 |
目次 |
[編集] 概要
関ヶ原の戦い前夜から、江戸幕府を成立させる徳川家康・秀忠・家光の三代の治世を、豊臣政権滅亡、朝廷との関係、徳川政権成立の過程を中心に描く。前半は戦国ドラマ、中後半はホームドラマや政治劇の要素が強くなる。また、CGが効果的に使われた事も特徴。大河ドラマ初の全編ハイビジョン作品でもある。
オープニングの音楽は岩代太郎によるが、戦闘を強調するものではなく、春夏秋冬を表現して、時の流れを表現するオープニングとなっている。また途中で川の中で木片が金色に光って何ものかが登場するが、これは龍である。
家康は映画『ゴッドファーザー』的なアクの強い強面と強烈な肉親愛を兼ね備えたボス老人、秀忠は親父と妻の板ばさみになるホームドラマ的な夫(閨房での会話場面が多い)、家光は情緒不安定な少年として描かれている。特に家康に関しては、かつての大河ドラマ『徳川家康』の原作ともなった山岡荘八の作品に代表される「天下のために私情を殺した」家康像のアンチテーゼであり、かつ山岡以前の単なる「狸おやじ」像とも異なる、マキャベリストでせっかちな激情の人として描かれている。津川雅彦が大河ドラマで家康を演じるのは『独眼竜政宗』以来二回目だが、「独眼竜」は山岡の原作のため、本作の家康と『独眼竜』の家康とでは性格が正反対の人物となっている。
第1回で関ヶ原の戦いをダイジェストで放送し、第2回から13回まで関ヶ原に至る内容を遡る形で描かれた。多額の制作費をかけた映画並みの迫力の合戦シーンとなった。映像や甲冑は史実再現性も高く、2006年の『功名が辻』など多数の大河ドラマや「その時歴史が動いた」でも再利用されている。物語中盤以降は政治劇の様相が強く、歴史書並に「○○が○月に亡くなった」云々など細かい事項まで取り込んでいるが、これは光圀が編纂していた(「大日本史」)ことに倣っていると考えられている(その証拠として、第2回の冒頭・光圀の部屋のシーンで「明暦三年(1657年)」というテロップが出ている。この年は、光圀が「大日本史」編纂に着手した年である)。
主演の津川雅彦と西田敏行をはじめ、山田五十鈴と岩下志麻等、ベテラン名優達の「演技と演技の激突」がドラマを盛り上げ、20世紀最後のNHK大河ドラマに相応しい重厚さと風格を示した。主要キャストの平均年齢が高い一方で、家光の少年時代を演じた山田孝之他、小栗旬、神木隆之介、尾崎千瑛、前田亜季、黒川芽以、松本まりか、福田麻由子、藤原ひとみ(現:松永裕子)、中田あすみなど、後にドラマや映画で活躍する若手俳優が子役として多数出演した。6年後の大河ドラマ『功名が辻』に主演することになる仲間由紀恵も、最終回にお楽の方役で出演した。他にも、石田太郎、津嘉山正種、佐々木功(現:ささきいさお)、磯部勉、岩崎ひろし、寺杣昌紀(現:てらそままさき)、菅生隆之、斎藤志郎、坂口芳貞、井上倫宏、大矢兼臣、前田昌明、依田英助、土師孝也ら、声優でも活躍する役者陣が多く起用されたのも特徴である。劇中に狂言回しとして登場する中村梅雀演じる徳川光圀が解説を担当していたが、与力の助さん・格さんは女優が演じた。これは「戦国時代に比較し、光圀の時代の武士は骨格が華奢になっていた事を表現するためである」とジェームス三木は語っている。ただ、ジェームス三木以前にも、歴史小説家の八切止夫がこの両名を実は女性であったとして描いた先例がある。日本史・大河ドラマ好きとして有名なタレント・松村邦洋はこの作品を一番に推しており、津川雅彦演じる家康と西田敏行演じる秀忠とのやり取りを自分の持ちネタにしている。
徳川家康を演じた津川雅彦は、家康の癖であると伝えられている「爪を噛む」仕草として、「嫌らしく見せよう」と噛んだ爪を近習が持ってきた懐紙の上にプッと吐き出す芝居を頻繁に演じたが、視聴者から「食事時に気分が悪い」と抗議が続出した。これに対し津川は「行儀云々を言う前に、テレビを見ながら食事をするのを止めたらどうだ」と反論した。だがこの抗議にNHK側が折れ、まず「プッ」という吐き出す音が消され、やがて爪を噛む演技自体が封印させられた。
脚本を担当したジェームス三木は、本当は次の年に放送した「北条時宗」が書きたかったと語っている。なぜなら、もしそうなったら「独眼竜政宗」「八代将軍吉宗」と「宗」の字の付く三人を書く事ができたからである。
2006年11月から時代劇専門チャンネルで全話を放送。2007年10月からも同チャンネルで巻頭の中村梅雀演じる光圀の解説・アバンタイトルや次回予告も含めて全話再放送されている(他の大河ドラマの放送の際は、このようなアバンタイトルは諸権利上の関係でカットされている)。海外では台湾で2003年、全49回を日本語音声・中国語字幕で放映されたが、タイトルは 「新幕府大将軍 徳川家康」と変更された。台湾では、家康の知名度が徳川三代の中でも群を抜いているためである。
平均視聴率は18.5%、最高視聴率は22.6%。
[編集] あらすじ
慶長3年8月18日(1598年9月18日)、太閤豊臣秀吉は巨万の富と幼い遺児・秀頼を残しこの世を去る。五大老筆頭・徳川家康はこれを天下獲りへの絶好の好機と睨み、秀吉の残した数々の遺訓に背いていく。
そんな家康の専横を阻もうと一人の男が立ち上がった。五奉行・石田三成である。そして天下分け目の戦い・関ヶ原へ向かって家康と三成の激しい謀略戦が始まった。
[編集] スタッフ
- 原作・脚本・題字:ジェームス三木
- 音楽・音楽プロデューサー・サウンドトラック指揮:岩代太郎
- テーマ音楽演奏・サウンドトラック演奏:NHK交響楽団
- テーマ音楽指揮・音楽監督:シャルル・デュトワ
- ピアノ演奏:小山実稚恵
- 合唱:ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
- 時代考証:大石慎三郎
- 風俗考証:二木謙一
- 衣裳考証:小泉清子
- 所作指導:瀬川仙魚
- 殺陣・武術指導:林邦史朗
- 馬術指導:水上金光、田中光法
- 茶道指導:鈴木宗卓、鈴木宗鶴
- 能楽指導:喜多六平太
- 琴指導:米川裕枝
- 鼓指導:幸正昭
- 語り:中村梅雀(徳川光圀役を兼任)
- 演出:重光享彦、尾崎充信、佐藤譲、渡辺一貢(詳細は放送日程に記載)
- 制作統括:川合淳志
- 撮影協力:静岡県静岡市、富士宮市、御殿場市山梨県小淵沢町、茨城県伊奈町(現・つくばみらい市)、久能山東照宮、日光山輪王寺、増上寺
葵・徳川三代紀行
- 語り:山根基世アナウンサー
- イラーン・パイプ、ロウホイッスル、ティン・ホイッスル演奏:デイヴィ・スピラーン
- ギター演奏:渡辺香津美
[編集] 配役
[編集] 徳川家(男性)
- 徳川家康:津川雅彦 (1987年の「独眼竜政宗」でも徳川家康を演じているが、この時山岡原作であり天下の為に私情を殺し、なおかつ狸親父も加味した家康であった)
- 徳川秀忠:西田敏行
- 竹千代→徳川家光:内田雅楽→吉永和真→佐藤圭祐→酒井長輝→山田孝之→尾上辰之助(2代目)(現・尾上松緑 (4代目))
- 結城秀康:岡本富士太
- 松平忠吉:寺泉憲
- 武田信吉:横堀悦夫
- 辰千代→松平忠輝:岩渕幸弘→山田一統→阪本浩之
- 虎松:田山辰三
- 河内丸:清水修二郎
- 仙千代:小沼蔵人
- 仙千代:松村凌
- 五郎太丸→義利→徳川義利→徳川義直:柿沢俊太→神木隆之介→木崎大輔→碓氷和憲→赤羽秀之
- 長福丸→頼将→徳川頼将→徳川頼宣:平野裕貴→川田浩太→村上幸平→本郷弦
- 鶴千代→徳川頼房:上坂巧→岡田祥世→福田勇介→大柴邦彦(現・大柴隼人)
- 国千代→徳川忠長:向江流架→今村優太→飯塚恭平→高杉瑞穂
- 幸松→保科幸松→保科正之:佐藤慶季→松本伸夫→浜田学
- 長吉丸→松平忠直:中林大樹→梅沢勇太→北直樹
- 五郎八丸:伊藤公紀
- 長福丸:山本祐太郎
- 千代松→水戸光圀:タモト清嵐→中村梅雀
[編集] 徳川家(女性)
- お江:森岡むつ美→岩下志麻
- 鷹司孝子→孝子:中江有里
- 於大:山田五十鈴
- 大姥局(秀忠乳母):草村礼子
- お福→春日局:樹木希林
- 千姫:大田ななみ→近内里緒→松本まりか→大河内奈々子
- 和姫→和子→中宮和子→東福門院和子:新井葉月→尾崎千瑛→松田彩香→井上麻衣(現・聖乃マリア)→酒井美紀
- 振姫(家康三女):未來貴子
- 市姫(家康五女):黒沢朋世
- 珠姫(秀忠二女):磯野すず→仲根紗央莉
- 勝姫 (秀忠三女):臼井佑香→月見恭子
- 初姫(秀忠四女):碇由貴子→森下涼子
- 喜佐姫(秀忠養女):今関愛美
- 千代姫(家光長女):桑名里瑛
- 阿茶局(家康側室):三林京子
- 於万の方(家康側室、秀康生母):長内美那子
- 西郡局(家康側室):岩本多代
- 於茶阿の方(家康側室、忠輝生母):五大路子
- お亀の方(家康側室、仙千代、義直生母):床嶋佳子
- お梶の方→英勝院(家康側室、市姫生母、頼房養母):森口瑤子
- お万の方(家康側室、頼宣・頼房生母):尾上紫
- お夏の方(家康側室):松尾あぐり
- お六(家康側室):菊池麻衣子
- 志乃(秀忠側室):櫻井淳子
- お静(秀忠側室、保科正之生母):高橋かおり
- お楽(家光側室、徳川家綱生母):仲間由紀恵
- お振(家光側室、千代姫生母):木内晶子
- お万(家光側室):持田理沙
- お夏(家光側室、徳川綱重生母):石川瞳
- 信姫(忠長正室):戸田比呂子
- 五郎八姫 (忠輝正室):加藤理恵
- 春姫(義直正室):中田あすみ
- お久(頼房側室、光圀生母):石川葉子
[編集] 豊臣家
- 豊臣秀頼:大高力也→小林良也→尾上菊之助 (5代目)
- 淀殿:黒川芽以→小川真由美(現・小川眞由美)
- 北政所→高台院:草笛光子
- 松の丸:河原崎有稀(現・伊藤榮子)
- お通(秀頼側室、国松丸生母):品川景子
- 国松丸:高崎慶佑
- 結姫:福田麻由子
[編集] 譜代大名
- 本多正信:神山繁 (1981年の『おんな太閤記』でも本多正信を演じている)
- 本多正純:渡辺いっけい
- 本多忠勝:宍戸錠
- 本多成重:不破万作
- 本多康紀:岡崎宏
- 井伊直政:勝野洋
- 井伊直孝:粟野史洋
- 榊原康政:清水綋治
- 鳥居元忠:笹野高史
- 鳥居成次:仲野文梧
- 大久保忠隣:石田太郎 (1989年の『春日局」でも大久保忠隣を演じている)
- 大久保忠常:神保悟志
- 大久保長安:森三平太
- 土井利勝:林隆三
- 板倉勝重:鈴木瑞穂
- 板倉重宗:西田聖志郎
- 板倉重昌:てらそままさき(現:てらそままさき)
- 井上正就:天宮良
- 安藤重信:藤田宗久
- 奥平信昌:岸本功
- 蒲生秀行:清水邦彦
- 保科正光:長沢大
- 稲葉千熊→稲葉正勝:小林宏至→今津壮太→緒形幹太
- 稲葉正成:石川武
- 青山忠成:斎藤真
- 青山忠俊:石倉三郎
- 酒井忠勝:丹波義隆
- 酒井忠世:岩崎ひろし
- 酒井忠利:永幡洋
- 松平康元:堀部隆一
- 松平重忠:下塚誠
- 松平勝隆:児玉泰次
- 松平忠明:田中智也
- 松平信綱:宮本大輝→山本一輝→飛田航介
- 堀田正盛:明日良
- 阿部忠秋:長棟嘉道
- 阿部正次:田村勝彦
- 内藤清成:長克巳
- 内藤清次:嶋崎伸夫
- 牧野信成:佐藤二朗
- 牧野康成:加世幸市
[編集] 五大老・五奉行とその一門
- 石田三成:江守徹
- 石田正澄:津嘉山正種
- 石田正継:内藤武敏
- おりん(三成正室):高橋惠子
- 石田重家(三成長男):崎本大海
- 石田重成(三成次男):石塚大樹
- 石田佐吉(三成三男):吉武怜朗
- 前田利家:北村和夫
- 前田利長:長谷川初範
- 前田利常:荒井靖雄
- 芳春院:汀夏子
- 毛利輝元:宇津井健
- 毛利秀元:小林健
- 小早川秀包:仲恭司
- 吉川広家:なべおさみ
- 宇喜多秀家:香川照之
- 坂崎直盛:新井康弘
- 上杉景勝:上條恒彦
- 増田長盛:佐藤慶
- 増田盛次:千葉茂
- 長束正家:黒沢年雄
- 浅野長政:三上真一郎
- 浅野幸長:渡辺裕之
- 浅野長晟:瀬戸口郁
- 前田玄以:神山寛
[編集] 外様大名
- 藤堂高虎:田村亮
- 福島正則:蟹江敬三
- 京極高次:小野寺昭
- お初→常高院:向井優花→波乃久里子
- 京極熊若→京極忠高:井健太→辻輝猛
- 京極高知:大橋吾郎
- 片桐且元:小林稔侍
- 片桐元包:尾上松也
- 黒田長政:山下真司
- 伊達政宗:すまけい (以前にジェームス三木が担当した独眼竜政宗の政宗とはまた一味違った皮肉屋的な人物としても描かれている。)
- 伊達忠宗:池田幹
- 伊達秀宗:碓氷諒[釆+為]
- 池田輝政:磯部勉
- 加藤清正:苅谷俊介
- 細川忠興:佐々木功(現:ささきいさお)
- 細川ガラシア:鈴木京香
- 細川忠隆:大沢健
- 細川興秋:足立龍弥→三田恭平
- 細川忠利:小栗旬
- 山内一豊:斉藤暁
- 田中吉政:斎藤志郎
- 加藤嘉明:早坂直家
- 織田有楽:平松慎吾
- 織田信雄:清水幹生
- 堀尾吉晴:三木敏彦
- 中村一氏:坂口芳貞
- 有馬晴信:葛西和雄
- 有馬豊氏:若尾義昭
- 皆川広照:大矢兼臣
- 皆川隆庸:小谷公一郎
- 真田信幸:堀越大史
- 島津義弘:麿赤兒
- 島津忠恒:中村俊介
- 島津豊久:山口祐一郎
- 立花宗茂:大和田伸也
- 小早川秀秋:鈴木一真
- 脇坂安治:坂口進也
- 朽木元綱:阿部六郎
- 末次元康:坂部文昭
- 小川祐忠:伊藤紘
- 赤座直保:本田清澄
- 稲葉正成:石川武
- 木下頼継:大地泰仁
- 伊藤盛正:鵜澤秀行
- 平塚為広:佐々木正明
- 藤田信吉:和田周
- 結城晴朝:大木正司
- 生駒親正:篠原大作
- 鍋島勝茂:青羽剛
- 堀直寄:五十嵐明
- 宗義成:宮本武弥
- 古田織部:依田英助
- 青木一重:前田昌明
[編集] 武将
- 島左近:夏八木勲
- 蒲生郷舎:竜雷太
- 安国寺恵瓊:財津一郎
- 大谷吉継:細川俊之
- 大谷吉勝:若林久弥
- 小西行長:菅生隆之
- 長宗我部盛親:冨家規政
- 大野治長:保坂尚輝(現:保阪尚希)
- 大野治房:高橋和也
- 大蔵卿局:馬渕晴子 (1989年の『春日局』でも大蔵卿局を演じている)
- 木村重成:畠中洋
- 薄田隼人正:湯浅実
- 渡辺糺:梨本謙次郎
- 真田幸村:西郷輝彦
- 後藤又兵衛:重松収
- 毛利勝永:福中勢至郎
- 明石全登:松橋登
- 塙団右衛門:須藤正裕
- 舞兵庫:池上尚吾
- 大久保忠益:土師孝也
- 水野光綱:目黒宏明→山田直輝
- 永井直貞:飯田和希→西岡竜一朗
- 岡部永綱:納谷慶人
- 伊丹康勝:水沢心吾
- 岡本大八:田中慶太
- 河北石見:新井量大
- 平岡頼勝:たかお鷹
- 堀内氏久:小島晃
- 小笠原少斎:村松克巳
- 村越茂助:阿南健治
- 雑賀孫市:鳥木元博
- 可児才蔵:竹本和正
- 宮本武蔵:武村直毅
[編集] 皇族・公卿
- 後陽成天皇:木下浩之
- 後水尾天皇:大場泰正
- 興子内親王→明正天皇:大塚桃子→原田舞美→藤原ひとみ(現:松永裕子)
- 女二宮:根本優海
- 近衛前子→中和門院:山口果林
- 九条忠栄:山下規介
- 完姫→完子:野村知沙→前田亜季→小川範子
- 九条忠象:中江太
- 鷹司信房:川端槇二
- 鷹司信尚:米山信之
- 近衛信尹:狭間鉄
- 近衛信尋:野地将年
- 一条兼遐:綱島郷太郎
- 二条昭実:寺田農
- 二条康道:安村和之
- 広橋兼勝:石橋雅史
- 三条西実条:森田順平
- 中院通村:井川哲也
- 勧修寺光豊:井上倫宏
- 烏丸光広:吉見一豊
- 日野資勝:加藤満
[編集] その他
- 佐々介三郎:浅利香津代
- 安積覚兵衛:鷲尾真知子
- 天海僧正→天海大僧正:金田龍之介
- 金地院崇伝:大河内浩
- 林道春:寺尾繁輝
- ウィリアム・アダムス→三浦按針:テレンス・オブライエン
- ヤン・ヨーステン:イェール・ポッチェス
- リチャード・コックス:ティム・ノウルス
- 文英清韓:安達和平
- 西笑承兌:今井耐介
- 見性院:丹阿弥谷津子
- 出雲阿国:花柳貴代人
- 善説:久保晶
- 講談師:三遊亭楽太郎
- リポーター:東海林のり子
[編集] 放送日程
第1回は1時間25分の拡大版。第25回は地上波7:15~8:00、第37回は地上波8:20~9:05、第38回は地上波8:15~9:00の放送。最終回は1時間拡大版。
| 放送回 | 放送日 | 題 | 演出 | 視聴率 |
|---|---|---|---|---|
| 第1回 | 2000年1月9日 | 総括関ヶ原 | 重光亨彦 | 22.6% |
| 第2回 | 2000年1月16日 | 秀吉の遺言 | 22.6% | |
| 第3回 | 2000年1月23日 | 五大老五奉行 | 21.5% | |
| 第4回 | 2000年1月30日 | 豪腕五十八歳 | 21.7% | |
| 第5回 | 2000年2月6日 | 反主流 | 尾崎充信 | 21.0% |
| 第6回 | 2000年2月13日 | 多国籍軍 | 20.0% | |
| 第7回 | 2000年2月20日 | 弾劾状 | 18.1% | |
| 第8回 | 2000年2月27日 | 多数派工作 | 18.7% | |
| 第9回 | 2000年3月5日 | 風雲大垣城 | 17.9% | |
| 第10回 | 2000年3月12日 | 前哨戦 | 重光亨彦 | 20.0% |
| 第11回 | 2000年3月19日 | 天下分け目 | 19.9% | |
| 第12回 | 2000年3月26日 | 合戦関ヶ原 | 18.1% | |
| 第13回 | 2000年4月2日 | 三成最期 | 16.0% | |
| 第14回 | 2000年4月9日 | 淀の面目 | 尾崎充信 | 17.3% |
| 第15回 | 2000年4月16日 | 花嫁は三歳 | 16.1% | |
| 第16回 | 2000年4月23日 | 秀忠の秘密 | 17.1% | |
| 第17回 | 2000年4月30日 | 千姫婚礼 | 17.1% | |
| 第18回 | 2000年5月7日 | 異母兄弟 | 重光亨彦 | 16.7% |
| 第19回 | 2000年5月14日 | 将軍秀忠 | 17.2% | |
| 第20回 | 2000年5月21日 | 二元政治 | 17.7% | |
| 第21回 | 2000年5月28日 | 偉大なる父 | 尾崎充信 | 17.6% |
| 第22回 | 2000年6月4日 | 大御所 | 17.6% | |
| 第23回 | 2000年6月11日 | 宮中重大事件 | 18.1% | |
| 第24回 | 2000年6月18日 | 野望の輪郭 | 重光亨彦 | 15.8% |
| 第25回 | 2000年6月25日 | 秀頼上洛 | 14.5% | |
| 第26回 | 2000年7月2日 | 派閥抗争 | 17.7% | |
| 第27回 | 2000年7月9日 | 悲憤の開戦 | 16.4% | |
| 第28回 | 2000年7月16日 | 大坂冬の陣 | 尾崎充信 | 17.2% |
| 第29回 | 2000年7月23日 | 大坂夏の陣 | 17.0% | |
| 第30回 | 2000年7月30日 | 大坂城炎上 | 19.3% | |
| 第31回 | 2000年8月6日 | 忠輝勘当 | 重光亨彦 | 17.4% |
| 第32回 | 2000年8月13日 | 家康の死 | 17.8% | |
| 第33回 | 2000年8月20日 | 東照大権現 | 18.4% | |
| 第34回 | 2000年8月27日 | 御落胤 | 佐藤譲 | 17.4% |
| 第35回 | 2000年9月3日 | 竹千代の屈折 | 18.9% | |
| 第36回 | 2000年9月10日 | 和姫入内 | 尾崎充信 | 19.2% |
| 第37回 | 2000年9月17日 | 忠直の乱心 | 20.8% | |
| 第38回 | 2000年10月1日 | 宇都宮釣天井 | 重光亨彦 | 19.4% |
| 第39回 | 2000年10月8日 | 将軍家光 | 17.2% | |
| 第40回 | 2000年10月15日 | 親ごころ | 渡辺一貴 | 19.1% |
| 第41回 | 2000年10月22日 | 御対面 | 15.1% | |
| 第42回 | 2000年10月29日 | 二条城行幸 | 重光亨彦 | 19.3% |
| 第43回 | 2000年11月5日 | 女の一生 | 17.2% | |
| 第44回 | 2000年11月12日 | 皇子降誕 | 18.9% | |
| 第45回 | 2000年11月19日 | 春日局 | 佐藤譲 | 20.2% |
| 第46回 | 2000年11月26日 | 女帝即位 | 尾崎充信 | 18.8% |
| 第47回 | 2000年12月3日 | 三兄弟 | 19.0% | |
| 第48回 | 2000年12月10日 | さらば秀忠 | 重光亨彦 | 17.3% |
| 最終回 | 2000年12月17日 | 名君づくり | 20.3% | |
| 平均視聴率18.5%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) | ||||
[編集] メディア
- 総集編: 2枚組 (DVD)
- 完全版: 全7巻、49話 (DVD)
[編集] 光圀
「今宵も、おなじみの顔でござる」が決め台詞。ただし、最初のころは軽くししおどしの音に合わせてお辞儀するだけで、特に台詞はなかった。変形としては「今宵も、おなじみの面相でござる」・「今宵も、おなじみの顔でござった」というものもあった。
演じた梅雀曰く、「(ドラマの中での)光圀はドラマのエピソードをつなぐ役割で、時空を飛び越え縦横無尽に活躍」した。ただ、そのため以下のような荒唐無稽な描写も多かった。
- 三成とミニコントをした。
- 杭瀬川の戦いが終わった杭瀬川河畔に一人佇んでいた
- やたらと外来語や、当時はもちろんなかった言葉(総理大臣、防衛庁長官)を駆使した
- 神号論議の解説でバットを持ち、「カキーン!これぞ逆転ホームラン」と言った
- 明正天皇即位の解説で、西暦を「便宜上の理由」で使った
- 正親町天皇の後継者争いの説明の際、家康に「たわけたことを申すな!」と面罵された
- 猪熊事件の解説の際、公家に変身した。この時、なぜか東海林のり子を初めとする現代人が現れた
- 福島正則、お江と対面した
- 赤ん坊の父・頼房を抱っこした
- 家光と頼房の酒の席にいた。そのときの話の内容は、「なぜ産んだ子(=光圀)のことを黙っていたり、水子にしたりしていたのか」というものであり、頼房の「水戸家に子は不要(尾張家、紀伊家がいるから)」発言を聞き、光圀はガックリきていた
- 赤ん坊、そして少し成長した自分と対面した
- 光圀の屋敷に「酒を出せ」と忍び込んだ頼房と家光をグーで一突きし、気絶させた
- 最終回に、竹千代(家綱)誕生に沸く江戸城内で走り回っていた
- 最終回に、「視聴者の期待に応える」という理由で、水戸黄門の姿になった
ジェームス三木の大河での前作『八代将軍吉宗』で、近松門左衛門(江守徹)をこういう形の解説役で登場させ、それが思いのほか好評を得たため、この手法を用いた。しかし『吉宗』の頃よりも扱う時代背景が殺伐としていたため、こうした演出がドラマ本編にまで若干の軽薄さをもたらしてしまった。
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