内田康夫
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- 内田康夫(うちだ やすお、男性、1934年11月15日 - )は、東京都北区出身の日本の推理作家。
- 内田康夫(うちだ やすお)は、上記の内田康夫が執筆する小説作品に登場する劇中人物。プロフィールは作者である内田康夫のものに準ずる。小説内において『軽井沢のセンセ』という愛称で呼ばれており、交友範囲が異様に広い。
目次 |
[編集] 概要
西村京太郎、山村美紗らに代表される、旅情ミステリー大家の一人として知られる。代表作(シリーズ)に『浅見光彦シリーズ』『岡部警部シリーズ(テレビドラマ版は「岡部警部シリーズ」参照』『信濃のコロンボシリーズ(テレビドラマ版は「信濃のコロンボ事件ファイル」参照)』など。
特に『浅見光彦シリーズ』は、テレビ会社各局の2時間ドラマ帯にて長期シリーズを獲得するなど人気を博しており、その中の一作『天河伝説殺人事件』は映画にもなった。後述における「初期三作」のうち、商業デビュー作とされる第三作『後鳥羽伝説殺人事件』は『浅見光彦シリーズ』の第一作でもある。
近年は日本経済新聞夕刊にて時代小説「地の日 天の海」を連載(2007年10月連載終了)。
発表した作品の累計発行部数は1億部を超える。
[編集] 来歴
埼玉県立川越高等学校、東洋大学文学部卒業。コピーライター、CM製作会社の社長を経験し、1980年(昭和55年)に第一作『死者の木霊』を、翌年(1981年、昭和56年)に第二作『本因坊殺人事件』を栄光出版社よりそれぞれ自費出版した。この初期2作のうち『死者の木霊』が朝日新聞1981年3月8日朝刊の読書欄にて紹介されて話題となり、第三作となる『後鳥羽伝説殺人事件』が1982年(昭和57年)、廣済堂出版より発刊されて商業ベースのデビュー作となる。
その後、初期2作は別の出版社に買い上げられた。『死者の木霊』は1983年(昭和58年)に講談社文庫より『本因坊殺人事件』は1984年(昭和59年)にエイコー・ノベルズより出版されており、その後に各出版社(集英社、角川書店など)が発刊を手がけている。ただし出版社が書籍に附す通常のプロフィールにおいては「執筆第一作でありメディアにおいて最初に取り上げられた作品」と言う意味で『死者の木霊』をデビュー作として置いている。
現在は軽井沢に在住。夫婦で豪華客船の旅に出るなど、悠々自適の生活を楽しんでいる。
[編集] 作品リスト
後ろの括弧内は執筆順である。また中には内田作品に登場する探偵の『競演もの』が多数存在する。
[編集] 浅見光彦シリーズ
- 後鳥羽伝説殺人事件(3)
- 平家伝説殺人事件(5)
- 赤い雲伝説殺人事件(9)
- 津和野殺人事件(13)
- 佐渡伝説殺人事件(16)
- 白鳥殺人事件(18)
- 天城峠殺人事件(20)
- 小樽殺人事件(22)
- 高千穂伝説殺人事件(23)
- 「首の女」殺人事件(25)
- 漂白の楽人(27)
- 鏡の女(28)
- 短編集「鏡の女」「地下鉄の鏡」「透明な鏡」
- 美濃路殺人事件(30)
- 長崎殺人事件(31)
- 終幕(フィナーレ)のない殺人(33)
- 竹人形殺人事件(35)
- 軽井沢殺人事件(36)
- 信濃のコロンボシリーズとのクロスオーバー作品
- 佐用姫伝説殺人事件(37)
- 恐山殺人事件(38)
- 日光殺人事件(39)
- 天河伝説殺人事件[上・下巻](40)
- 鞆の浦殺人事件(41)
- 志摩半島殺人事件(42)
- 津軽殺人事件(43)
- 江田島殺人事件(44)
- 隠岐伝説殺人事件[上・下巻/上下合本あり](46)
- 城崎殺人事件(48)
- 隅田川殺人事件(50)
- 横浜殺人事件(51)
- 金沢殺人事件(52)
- 讃岐路殺人事件(53)
- 日蓮伝説殺人事件[上・下巻/上下合本あり](54)
- 琥珀の道(アンパーロード)殺人事件(55)
- 菊池伝説殺人事件(56)
- 神戸殺人事件(58)
- 琵琶湖周航殺人歌(59)
- 御堂筋殺人事件(60)
- 歌枕殺人事件(61)
- 伊香保殺人事件(62)
- 平城山(ならやま)を越えた女(63)
- 「紅藍(くれない)の女(ひと)」殺人事件(64)
- 耳なし芳一からの手紙(65)
- 三州吉良殺人事件(66)
- 上野谷中殺人事件(67)
- 鳥取雛送り殺人事件(68)
- 浅見光彦殺人事件(69)
- 博多殺人事件(70)
- 喪われた道(71)
- 鐘(72)
- 「紫の女」殺人事件(73)
- 薔薇の殺人(74)
- 熊野古道殺人事件(75)
- 若狭殺人事件(76)
- 風葬の城(77)
- 朝日殺人事件(78)
- 透明な遺書(80)
- 坊っちゃん殺人事件(81)
- 「須磨明石」殺人事件(82)
- 斎王の葬列(84)
- 鬼首(おにこうべ)殺人事件(86)
- 箱庭(88)
- 怪談の道(89)
- 歌わない笛(90)
- 幸福の手紙(91)
- 沃野の伝説[上・下巻](93)
- 信濃のコロンボシリーズとのクロスオーバー作品
- 札幌殺人事件[上・下巻](94)
- 軽井沢通信
- イーハトーブの幽霊(97)
- 記憶の中の殺人(99)
- 華の下にて(100)
- 蜃気楼(101)
- 姫島殺人事件(102)
- 崇徳伝説殺人事件(104)
- 皇女の霊柩(106)
- 遺骨(107)
- 鄙の記憶(109)
- 藍色回廊殺人事件(112)
- はちまん[上・下巻](114)
- 黄金の石橋(115)
- 氷雪の殺人(117)
- ユタが愛した探偵(119)
- 秋田殺人事件(123)
- 貴賓室の怪人「飛鳥」編(124)
- 不知火海(125)
- 鯨の哭く海(126)
- 箸墓幻想(127)
- 中央構造帯(128)
- しまなみ幻想(129)
- 贄門島[上・下巻](130)
- 化生の海(133)
- 十三の冥府(134)
- イタリア幻想曲 貴賓室の怪人II(135)
- 貴賓室の怪人「飛鳥」編の続きの話となっている。
- 他殺の効用 内田康夫ミステリー・ワールド(136)
- 短編集「他殺の効用」「乗せなかった乗客」「透明な鏡」「ナイスショットは永遠に」「愛するあまり」
- 上海迷宮(137)
- 風の盆幻想(138)
- 逃げろ光彦
- 悪魔の種子(140)
- 棄霊島[上・下巻]
- 浅見光彦シリーズ第百作
- 還らざる道
- 長野殺人事件
- 信濃のコロンボシリーズとのクロスオーバー作品
- 幻香
[編集] 浅見光彦シリーズ 紀行文・随筆
- 浅見光彦のミステリー紀行 第1集(79)
- 浅見光彦のミステリー紀行 第2集(85)
- 浅見光彦のミステリー紀行 第3集(87)
- 浅見光彦のミステリー紀行 第4集(92)
- 浅見光彦のミステリー紀行 番外編1(95)
- 軽井沢通信 浅見光彦からの手紙(96)
- 浅見光彦のミステリー紀行 第5集(98)
- 浅見光彦のミステリー紀行 番外編2(103)
- 全面自供 浅見光彦と内田康夫 いいたい放題(110)
- 浅見光彦のミステリー紀行 第6集(111)
- ふりむけば飛鳥 浅見光彦世界一周船の旅(113)
- 浅見光彦を追え ミステリアス信州(116)
- 浅見光彦のミステリー紀行 第7集(118)
- 名探偵浅見光彦の食いしん坊紀行(120)
- 極秘調査ファイルシリーズ(内田康夫監修/浅見光彦倶楽部編著)
-
- 極秘調査ファイル1 浅見光彦の秘密(121)
- 極秘調査ファイル2 浅見光彦の真実(122)
- 浅見光彦のミステリー紀行 第8集(128)
[編集] 信濃のコロンボシリーズ
- 死者の木霊(1)
- 戸隠伝説殺人事件(7)
- 「信濃の国」殺人事件(19)
- 北国街道殺人事件(34)
- 追分殺人事件(45)
[編集] その他(ミステリー作品)
- 本因坊殺人事件(2)
- 「萩原朔太郎」の亡霊(4)
- 遠野殺人事件(6)
- シーラカンス殺人事件(8)
- 夏泊殺人岬(10)
- 倉敷殺人事件(11)
- 多摩湖畔殺人事件(12)
- パソコン探偵の名推理(14)
- 明日香の皇子(15)
- 「横山大観」殺人事件(17)
- 杜の都殺人事件(21)
- 王将たちの謝肉祭(24)
- 盲目のピアニスト(26)
- 軽井沢の霧の中で(29)
- 十三の墓標(32)
- 少女像(ブロンズ)は泣かなかった(47)
- 湯布院殺人事件(49)
- 釧路湿原殺人事件(57)
- 死線上のアリア(83)
- 存在証明(108)
- Escape 消えた美食家(131)
[編集] その他(再録短編集)
- 龍神の女 内田康夫と5人の名探偵(132)
[編集] その他(随筆など)
- 我流ミステリーの美学 内田康夫自作解説第1集(105)
- 歌枕かるいざわ(129)
[編集] その他(ファンタジーロマン)
- 靖国への帰還
[編集] オーディオブック
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
[編集] 劇中人物としての内田康夫
内田康夫は自作の小説の中に「小説家・内田康夫」なるキャラクターを登場させている。
主に『浅見光彦シリーズ』に登場し、浅見から事件のレポートを受け取りそれを小説にするという役柄を持つ(ただしめったに事件に首を突っ込まないし、浅見のために何かをするわけでもない。いわゆる「シャーロック・ホームズにおけるワトソン」役ではない)。「内田康夫」は浅見からすれば厄介事を持ってくる張本人の一人であり敬遠したい相手と設定されている。
[編集] 内田康夫を演じた人物
- 伊東四朗 - フジテレビ版浅見光彦シリーズ 熊野古道殺人事件・天河伝説殺人事件(2008年、金曜プレステージ)


